「ハムスターを飼いたい」という息子たちのあつい思いを受けて、ハムスターを飼うことになった我が家。
可愛いジャンガリアンハムスターの男の子が我が家の一員になりました。
ハムスターを飼うかどうか決める判断材料として、「初期費用がどれくらいかかるのか?」というのは重要です。
そこで、この記事では、我が家のハムスターを飼い始めるにあたって、かかった実際の初期費用を紹介します。
【ハムスターを飼いたいけど迷っている!】初期費用の値段は?
ハムスターを飼うために必要だった初期費用
【我が家の場合】ハムスターを飼うために必要な初期費用は、14401円
ハムスターを飼うかどうか検討していた頃の私の感覚からすると、「高い!」と思う値段ですが、どうですか?
犬や猫などの動物をもうすでに飼っている人からすると、格安の値段です。
ですが、初めて動物を飼う人にとってはちょっと高く感じてしまう値段です。
ちょっとそこには理由があります、、、。
どうせなら、良い環境を整えてあげたいという思いがあり、1つ1つのものが普通よりもちょっとだけ高めの金額となっています。
そのため、こだわらなければもっと安く揃えることができます。
また、一度揃えてしまうとしばらくは買い足す必要もなさそうなので、それを思うとハムスターの初期費用は安いのではないかと思います。
ハムスターを飼うために購入する準備するものについては以下の記事を参考にしてください。
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ハムスターを飼うために準備するものと、買う時の注意点
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ハムスターの初期費用の内訳
全体の値段がどれくらいというのはわかったけれど、それぞれがどれくらいの値段だったのかも知りたいですよね。
ハムスターの値段:2480円
ハムスターというと、このタイプの毛色を想像される人も多いのではないかと思います。
見た目は、ザ・ハムスターと言った感じの子でとっても可愛いです。
ハムスターは、我が家にやってきたグレーの色だけでなくいろんなタイプの子がいます。
そして、その種類や毛色や年齢など色々な要素で値段に差があります。
値段の傾向
- 貴重なハムスターほど高い
- 年齢が若い方が高い
- 同じ種類でも珍しいタイプの方が高い
- 女の子と男の子だと男の子の方が高い
我が家のハムスターと同時期にいたハムスターの赤ちゃんの値段
お店にいるハムスターは、その日によって違います。
そのときお店にいた子はどの子も生後1ヶ月だったので、値段の違いを比べることができるので、参考までにその日いたハムスターの赤ちゃんの値段を紹介します。
男 | 女 | |
ゴールデンハムスター | 1900 | 1800 |
ジャンガリアンハムスター (グレー) | 2480 | |
ジャンガリアンハムスター(ブルー) | 2580 | |
ジャンガリアンハムスター(ホワイト) | 2980 | 2800 |
ポイント
- お店により値段の幅がある
- 里親募集をしている場合もあり、条件があえば購入費用は減らすことができる
ケージの値段:5380円
- ケージは安いものだと、1800円くらいから
- 我が家のケージは、お店の中に売られていたものの中では一番高いもの
- 付属品として、回し車・給水器・餌皿がついていたので、それについては買わずにすんだ
我が家は結果的に、お店に置いているケージの中で一番高いものを選びました。
購入のポイント
- 一番重要視したのは安全面
- 部屋の大きさ(成長面)
上記の2点を考慮して考えると、この種類のケージしかなかったんですよね。
安全面については無視できません。
そう考えると、安くしたい人は部屋の大きさをもう少し小さいタイプにすれば、値段を1000円くらい下げることができます。
ただ、ここで検討して欲しいのは、ハムスターも成長してサイズが大きくなるということです。
ジャンガリアンは成長してもそれほど大きさに変化がないですが、ゴールデンハムスターは赤ちゃんの頃からはかなり大きくなります。
そのため、大きくなることも検討して考えないと、初期費用は抑えることができるけれど、結局買い替えることになると総トータルのお金が余計にかかるという結果になってしまうこともあります。
初期費用をおさえるだけにとらわれず、安全面、部屋の大きさ(成長面)についても考慮してください。
どんぐりのおうち:698円
- ケージに付属しているタイプのものだと、この費用はかからないし、付属しているものは多い
- おうちについては、こだわらなければもっと安いものもある
床材:680円
- アレルギーの心配がない子だったら、安いものに変えることもできる
- アレルギーの症状が出てしまう子には、紙タイプのものがあり、それはもう少し値段が上がってしまう
アレルギーを持っていない人にはこだわらなくてもいいものでも、アレルギーを持っている人にとっては注意しないといけないものになります。
そして、赤ちゃんの時には気をつけて選んでいたものでも、大きく成長する中でアレルギーの問題がないことがわかるとそれほど気にかけなくてもいいようになってくるということもありますよね。
そのため、ハムスターのタイプによって、この値段というのは、安くすむ場合と、高くなってしまう場合は飼っているハムスター次第なところがあります。
どんな子が自分の家に来てくれるのかによって左右される部分もありますが、我が家に3男がやって来たという気持ちで関わっているので、もしもアレルギーがあらわれてしまったとすれば、それはそれとしてアレルギーの発生しにくいものに変えてあげたいと思います。
そのため、初期の段階では、まとめて購入するのはやめて様子を見てからにされた方が無駄にならなくていいですよ。
アレルギーの症状が出るタイプのハムスター
床材によるアレルギーが発生してしまったという場合は、紙タイプのものがオススメです。
- くしゃみをする
- 目のまわりを触っていることが多い
- 皮膚に発疹ができて痒い
このような症状が出て来た時には、床材を変えてあげましょう。
ちょっと値段は高めにはなりますが、アレルギーが出続けている状況というのは辛いものなので、対応してあげましょう。
トイレ:480円
- トイレを覚えさせるつもりがない人はこの費用は必要ない
覚えない子もいるので、もう最初からトイレ指導はしないという人には必要のないものです。
我が家のハムスターにはトイレを覚えて欲しいので買いましたが、ほとんど使われることはなくという経過をたどっています。
トイレの砂:248円
- トイレを覚えさせるつもりのない人はこの費用は必要ない
- トイレの砂は、水に反応して固まらないタイプのものがおすすめ
ただ、安全面から、購入するつもりの人は、水に反応しない固まらないタイプの砂の方が安全面から考えておすすめです。
問題は、固まらないので、片付け面からすると手間がかかったり、他に散らばりやすいという点があります。
ですが、小さなお口で固まる砂を食べてしまったり、頬袋にためておくとどうなるか想像してください。
固まってしまったら大変です。
最初から防げるものは防いであげることは、飼い主として大事なことなので、知っておかないといけない知識になります。
えさ:1200円
- 1日5gと考えると、2ヶ月分
ですが、ひまわりの種や、ミックスされているものについては、テイストや形が違うために選び食べをしてしまうという問題があります。
バランスが良くない食事になってしまうので、しっかり栄養面をサポートすると考えると、この値段でも納得です。
安く値段をおさえたい人は、テイストと、形がミックスされたものではなく、同じものの中で安いものにすればもう少し値段をおさえることができます。
4ヶ月以降
栄養の摂りすぎをおさえた餌に徐々に以降してください。
この餌については、初期費用には入っていません。
4ヶ月が近づいてきたら買いましょう。
えさを変える時には、少しづつ混ぜてあげる
いきなり新しい餌に変えないというのは、ハムスターが新しい餌にうまく移行するためには大切です。
おやつ:248円
- 大量に入った大きなひまわりの種に比べると高い
そして、何より我が家のハムスターもそうなんですが、ひまわりの種大好きすぎるんですよね。
しかも、値段的にはとっても安いし、おやつあげると近くにきてくれるので楽しいので、楽しみの時間になります。
他にもいろんなおやつがあるので、一日にあげる量については気をつけながら選んでもいいですよね。
おやつ選びは、飼い主の楽しみです。
赤ちゃん用
かじり木:330円
- 可愛い形のかじり木など色々ありますが、ハムスターのタイプによって好みがわかれる
- 試行錯誤することになると、値段がかかることになる
このりんごの木タイプのかじり木は、ハズレることが少ないタイプの無難なものになるそうです。
試行錯誤することになると値段がかかることになりますが、1つ1つもそれほど高い値段のものはないので、試してみるのも楽しいかもしれませんね。
わたしは、とりあえず試行錯誤する余裕もなさそうなので、りんごの木にしました。
めちゃくちゃかじりついてます。
バスサンド:348円
- 隅々まで砂で洗えるように細かいタイプのものがおすすめ
バスサンドを入れるバスを購入して、部屋に入れる人もいますが、我が家は購入していません。
お掃除の時に深めのバケツを代用して入れて使っています。
それでも十分ですよ。
部屋に入れる人は、バスも購入してくださいね。
ただ、砂の飛び散り注意です。
【冬にハムスターを飼い始める人は必需品】その他の初期費用
ヒーター:2397円
寒い冬は冬眠を防ぐために必要
ハムスターにとっては冬眠というのは命の危機になりかねない問題です。
そのため、寒い冬というのは冬眠状態に入らないように注意が必要になります。
この点は、ハムスターを飼うつもりの人は知識として知っておく必要のあることです。
可愛いハムスターを飼い始めたけれど、知識として知らなかったために死んでしまったというのでは後悔しか残りません。
冬に飼う人は、このヒーター代の分私よりも初期費用は多くなるので、気をつけてください。
そして、夏にハムスターを飼い始めた人も、後からヒーターの用意をすることを忘れないようにしましょう。
忘れてはいけない、ハムスターの初期費用として保険もある!
保険:1100円(月々)
保険に入っていないと高額請求にびっくり
保険の検討のきっかけ
- ハムスターを飼うにあたり、保険なんて頭に全然なかったのですが、お店の人に紹介されてはじめて検討
人と同じように、ハムスターだって怪我もするし、病気になってしまうことだってあります。
当然といえば、当然のことなんですが…。
飼い主の責任
- 家族の一員になるんだから、病気の時にもしっかり責任を持つことは必要!
元気にしているときだけ都合よく可愛がるだけでなく、病気の時もしっかり責任を持つということは忘れてダメなこと。
お金に余裕がある人には、その時に現金で支払えばいいし、入る必要もないです。
だけど、手術を受けるような怪我をしたり病気をすることも、ハムスターによってはあるんですよね。
その場合の「請求額が○万円とかでは、びっくりしてしまいそうだな!」という人はしっかり保険も検討するようにしてください。
月々の負担が軽いタイプのものから色々あるようなので、自分にあったものを選びましょう。
お店の人に聞いてもいいですよね。
うちは、半額負担してくれるタイプのものにしました。
1100円という月々の負担も、保障の充実度に比べるとそれほど高いものではないのでおすすめです。
まとめ:【ハムスターを飼いたいけど迷っている!】初期費用の値段は?
お店によって多少値段の誤差はあると思うので、その点も加味した上で参考程度にしてもらえたらと思います。
私は、初期費用14401円でハムスターを飼うことをはじめることができました。
何も知識がない状態で息子たちが想像していた値段よりは高い値段となりました。
そこには、1つ1つのものにしっかりこだわって選んだという理由があります。
ですが、大きな動物を飼うことを思うとかなりの格安な値段で飼いはじめることができますよね。
そこで、軽んじてしまう場合もあるかもしれませんが、小さくても同じ命の重みです。
しっかり最後まで責任を持ってハムスターに向き合っていきたいと思います。
我が家の体験が、「ハムスターを飼いたいな」と検討中の方の参考になれば、嬉しいです。
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