我が家に、可愛い小さなジャンガリアンハムスターがやってきました。
でも、この「やってきました〜」がすんなり訪れた訳ではありません。
「ゲージはどんなのがいいんだろう?」
「何を食べる?」
とハムスターのことについて全く何も知らないからわからないことだらけなんですよね。
そこで、いっぱい調べたり、店員さんに教えてもらったりして、準備する時に注意しないといけないポイントがいっぱいあることに気づきました。
ハムスターを飼うために準備するものと、買う時の注意点
ハムスターを飼うための準備物
ハムスターを飼うための準備物
- ケージ
- 給水器
- おうち
- 回し車
- えさ皿
- 床材
- トイレ(トイレを覚えさせない場合は必要ない)
- トイレの砂(トイレを覚えさせない場合は必要ない)
- えさ
- おやつ
- かじり木
- バスサンド
- ヒーター(冬に飼う人は必須)
私がハムスターを飼うために準備したものは、13のヒーターを除いた上記の12点です。
季節がまだ暑い季節だったので、飼い始める時期に必要がなかったためです。
ですが、寒くなる前には用意する予定です。
寒い時期に飼い始める方は、飼い忘れないようにしてくださいね。
この13点があれば、ハムスターを飼い始めることができます。
ハムスターを飼うための初期費用を知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
-
【ハムスターを飼いたいけど迷っている!】初期費用の値段は?
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1.ケージ
ケージは、虫かごや、鳥かご、魚の水槽などイメージしてもらうとわかりやすいです。
もちろん、鳥かごや、水槽のようなハムスター用のケージもありますが、ハムスターにはむいていません。
ケージを選ぶ時にしっかり気をつけて選ばないと、大事なハムスターが怪我をしてしまうなんてことになったりするので注意が必要になります。
おすすめのケージ:ルーミィー グランスペース
ルーミィー グランスペース
❶フラットなタイプのもの
- 二階建てのものや、複雑な形のものなどいろんな形のものがありますが、落ちて怪我をする危険があるのでむいていない
- 二階建てタイプのものは、天井がどうしても低くなってしまうため、脱走の危険や、天井のネット部分をかじってしまう
❷側面がネット状になっていないもの
- 手を挟んでしまって骨折をしてしまうことがある
- ネット部分をかじってしまう
- ネットを噛む音がうるさい
❸天井がネットになっている
- 通気性をよくするため
❹透明なもの
- ハムスターの可愛い姿がどこからでも見れるから
- クリアタイプのものだと、お部屋のインテリアにあう
❺付属品が壊れた時にも代用可能
- 付属品が壊れた時に、他のものに代用がきかないと使いづらい
- ケージには付属品が付いているものがあり、ルーミィー グランスペース クリアにはえさ皿・給水器・回し車(サイレントホイール ホイル径17cm)がついている
- クリア以外のピンクと水色には、お部屋もついている
ケージには付属品が付いているというものが、多いです。そのため、付属品を含めてケージを購入する場合には考える必要が出てきます。
付属品はいらない、自分好みにしたいという人には、ケージだけのものも売られているものを購入するようにすると良いですよ。
❻上下で取り離しができる
- 掃除のしやすさというのは、ハムスターの生活空間を綺麗に保ってあげる上で大切
- 下の部分だけの掃除というのがしやすい
❼下の部分にある程度の深さがあるもの
- 床材をたくさん入れることができるので、ハムスターの穴を掘ったりする習性に合わせた環境が作りやすい
一番のおすすめケージ
色は気にしない、部屋のイメージにぴったりという人には部屋付きタイプがおすすめ
2.給水器
給水器については気をつけたい点が2点あります。
❶音
音が気になる人はボールタイプはおすすめできない
我が家の給水器は、ケージに付属されているボールが入ったタイプのものになります。
ボールタイプのものは飲む量だけ出てくるので衛生的ですが、音がカチカチします。
それほど気にはなりませんが、静かに過ごしたい人には気になります。
❷高さ
高さ調節ができるものがいい
給水器の高さは、口の位置よりやや高めが良いです。
我が家はケージについていた付属品を使用しています。
ケージの屋根部分に取り付ける場所がありますが、まだ生まれたばかりの小さいハムスターには高すぎます。
そのため、調節できるワイヤーが付いているので、高さを調節できるようになっています。
ハムスターは立ち上がった状態で水を飲むため、少し高めで飲むほうが飲みやすそうです。
3.おうち
このおうちは、ほんといろんな種類があって可愛いです。
ひょっこり顔を出したり、寝ている姿がきゅんとします。
- 陶器や木などの天然素材で出来ているもの
- 高さがないもの
- 床板がないもの
我が家は、どんぐりの陶器です。
中がちょっと広くなっていてお気に入りの場所になっています。
床板もないので、我が家のハムスターは暑い時には、床材を出して何もないところに転がっていますが、時々床材を中に入れたりして、ハムスターが自分好みで調整できる点がいいです。
4.回し車
静かなサイレントタイプのもの
ハムスターは夜行性のため活動的になるのが夜です。
夜は静かに過ごしたいですよね。
そのため、サイレントタイプの静かなものを選ばないと、カタカタうるさいですよ。
我が家のは、付属品で付いているものですが、とっても静かです。
注意点
- 回転パーツである金属部分(ベアリング)を水で洗わない
- サイレントタイプというだけで、無音ではない
我が家の回し車ですが、、、購入して6ヶ月で実は壊れてしまいました。
なに?不良品だったの?
なんて思ったりもしましたが、私たちの使用の仕方が間違っていたため壊れてしまったようです。
原因は、回転パーツの金属部分も水で洗ってしまっていたため、錆びてしまうという初歩的なミスでした。
回し車がないと、運動不足になってしまうため慌てて新しいものを購入することになってしまいました。
綺麗に水洗いしたくなりますが、ベアリングの金属部分には水洗いはダメですよ!!というのを覚えておいてください。
5.えさ皿
安定感があるもの
100円均一などであるような小さな小皿で安定するものならなんでも大丈夫です。
我が家は付属品が透明のもので付いていたので、それを使用しています。
6.床材
❶天然素材のもの(広葉樹)
- アレルギーの問題がハムスターにもある
- 広葉樹と、針葉樹のものがありますが、広葉樹のものの方がアレルギーをおこしにくい
❷埃がたちにくいもの
- 埃を除去するという工程を二回しているものがあり、一回のものよりもアレルギーが出にくいです。
- それでもアレルギーを発症してしまう子もいるので、その場合は紙製のものがある
- お値段が少し高くなる
7.トイレ
❶トイレを覚えなくていいという人は、トイレについては必要ない
覚えて欲しいという人は、トイレが必要です。
❷最初からトイレを設置しない
最初からトイレでできるというよりも、トイレの場所はここだよという誘導をしてあげる必要があります。
そのため、最初に設置してしまうと、おうち(巣)との区別がつかなくなってしまうという問題があります。
トイレでトイレをする誘導の仕方
⑴トイレの場所は決めずに自由にトイレをさせる
⑵トイレをする場所が大体同じ場所になってくる
⑶おしっこの匂いのついた床材をひとつまみトイレに入れて、いつもトイレをしていた場所に設置する
⑷トイレでトイレをするようになったら、トイレの砂を少しずつ入れていく
8.トイレの砂
天然鉱物ゼオライトのみ原材料が書かれているもの
- 固まるタイプのものは、おしっこだけに反応する訳ではなく、すべての水に反応してしまいまい固めてしまう
- 砂を食べてしまう場合あがあり、その場合には口には水分があるため固まってしまう心配がある
- ひどい場合には、医療機関のお世話になるようなことになる
小さなハムスターには、砂が命を脅かすようなことになります。
匂いなどの問題があり、固まる方が便利と浅はかに考えてしまいますが、注意が必要です。
トイレが成功しない子もいるので、その場合には使用しないということになるので、無駄にしたくない人は成功してから購入しても遅くないです。
9.えさ
えさというのは、ハムスターが元気に長生きするためにはとても重要な役割を担っています。
そのため、どれをどのくらいあげればいいのかというのはとても重要で、素人には調節も難しいものです。
❶選び食べできないものにする
- 好きなものだけを食べてしまい、苦手なものは残してしまうからバランスが良くない食事になってしまう
- 見た目やテイストに差がないけれど栄養バランスが整っているものが良い
❷年齢や体の状態(病気)に合わせて食べるものを変える必要がある
生まれて4ヶ月まで、病気、お年寄りのハムスター
生まれてすぐなどの栄養をたくさん必要とするハムスター向けに開発されたバランスの良い餌です。
選び食べできないように、同じ形とテイストで作られています。
最初は、5gを夕方あげる
残ったものは捨てる
5gは小さい赤ちゃんハムスターには多いので、食の細い子にはもう少し減らしてあげましょう。
4ヶ月以降
あまり栄養の高いものを食べ過ぎると太り過ぎてしまい、病気になりやすくなってしまいます。
そのため、4ヶ月を過ぎたら、少しづつ混ぜる形で栄養の低いえさを足していきます。
えさを変える時には、いきなり変えず、今までのものに少しづつ混ぜるのが大事
急に変わるとびっくりさせてしまうので、少しづつ慣らしていきます。
おじいちゃん、おばあちゃんハムスターになってきたら、また高栄養のえさに戻します。
10.おやつ
❶あげていい量は少ない(1日一回1粒)
ひまわりの種をバキバキいっぱい食べているイメージがありますが、赤ちゃんハムスターには1粒で十分です。
おやつよりも、えさをしっかり食べる必要があるからです。
❷赤ちゃんには皮をむいた小さいサイズのひまわりの種がいい
赤ちゃんにはひまわりの皮も固いため、皮をむいた小さいサイズのものがいいです。
手のひらに乗せた時にあげるようにすると、手のひらに乗った時に美味しいものをもらえるということを覚えてくれるようになります。
赤ちゃん用
11.かじり木
❶歯が伸びてしまうことは未然に防げること
歯が伸びて病院のお世話になるようなことは避けたいです。
そのためには、噛むことのできる固い木が必要になります。
❷いろんな形のタイプのかじり木があるが、ハムスターによって好みがわかれる
残念なことに、どのタイプが合うのかは、いろいろ試してみないとわかりません。
そのため、一番無難とされているタイプのかじり木で、あまりハズレがないとされているものは、りんごの木などの小枝タイプのものです。
我が家のハムスターも、りんごの小枝でガジガジ歯を削っていますが、そのままだとまだ大きめ。
そのため、縦半分に切ってます。
匂いを嗅いでみると、めちゃくちゃいい匂いがします。
他のもなし、ももなどいろんな小枝のものがあるので、お好みで選んでみてはどうでしょうか。
12.バスサンド
- 加熱処理されたもの
- 埃が出にくいもの
砂を選ぶ時には上記のことに注意して選びましょう。
砂を入れる器については、バス用のものを買ってもいいのですが、深めのタッパーを代用して使用しても大丈夫です。
一週間に一回の掃除のタイミングでハムスターに砂遊美をさせると綺麗になっていいですよ。
ケージの中にバスサンドを入れない
砂浴びをするので周りに広がってしまったり、砂にはおしっこをしてしまうことがあります。
そのため、ケージの中に入れないで、掃除のタイミングで別の場所でやると掃除も楽です。
13.ヒーター
ハムスターの冬眠は死んでしまう恐れがある
冬眠状態になってしまうと、ハムスターの命が危険になってしまします。
そのため、エアコンをつけたり暖かい部屋にしておくことが大事ですが、とても便利なヒーターがあるので、冬になる前に用意しましょう。
まとめ:ハムスターを飼うために準備するものと、買う時の注意点
「ハムスターを飼いたい」けれど、何を準備すればいいのかわからないから飼うのを躊躇してしまうということを体験しました。
ざっと、準備物についてあげてみると多く感じますが、ほとんどがイメージのしやすものばかりです。
ですが、好みだけで選んでしまうと、怪我をさせてしまったり、命をなくしてしまうなんてこともあるので、注意も必要です。
「しっかり知識を知る」ということは、小さい命を預かる立場だからこそ必要なことだと思います。
責任を持って最後までしっかり小さな命と向き合い、楽しい時間を共有したいですね。
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