わたしは、幼稚園の送迎や買い物などに子供乗せ自転車を愛用していました。
都会で暮らした経験のあるわたしにとって、子供乗せ自転車のある暮らしはとても便利なもの。
ところが、子供乗せ自転車に乗っていてヒヤッとした経験もあります。
大事な子供を乗せることになる自転車なので、後で後悔することがないようにしたいものです。
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子ども乗せ自転車の危険ポイント
子供乗せ自転車の危険ポイントについて以下に解説していきます。
①ハンドル操作が重くなる
子供が乗るそのぶん重くなるからです。
子どもを乗せたイメージですが、前かごや後ろカゴに重い荷物を乗せた時を想像してください。
重く感じますよね。
子どもってそんなに重くないイメージを持たれている方もいるかもしれませんが、思っている以上に重みを感じます。
そのため、ハンドルの操作性が、何も乗せていない時に比べるとガクンと落ちます。
一人よりも二人を乗せている時の操作性の悪さというのは、一人だけで乗っている自転車とは全然違います。
②スピードが出ていない時にフラフラしやすい
普通の自転車でもスピードが出ていない時の方が不安定になると思いますが、子供の重みがあるのでその分余計にフラフラしやすくなるからです。
こぎ始める時に勢いが出にくいのは、荷物を乗せていない時と同じですが、やっぱり子どもの重みのぶんだけスピードの出にくさがあります。
普段あまり自転車に乗らない人などは、こぎはじめの不安定さの解消のために電動タイプもたくさんあるので検討してみるのもいいですよ。
③子どもを乗せる時に転倒しやすい
⑴一人を乗せる場合
乗せる順番が大事
荷物を乗せる→子どもを乗せる
降ろすときは逆の順番
特に前に乗せる場合に注意が必要です。
荷物は転倒しても壊れるだけですみますが、子どもは転倒すると怪我をしたりしてしまう危険があります。
荷物を乗せてから子どもを乗せるという順番を心がけましょう。
子どもって長い間じっと待つというのは難しいですよね。
子どもを乗せたらすぐ出発という流れがスムーズです。
⑵二人のお子さんを乗せる場合
乗せる順番が大事
後ろに乗る子を乗せる→前に乗る子を乗せる
降ろすときは逆の順番
どうしても一人ひとりずつしか乗せれないので、一人ずつ乗せるのは仕方ないことです。
そこで注意点は、前と後ろでは、前の方が不安定になりやすく、転倒しやすくなることです。
前に乗る子どもの方が低年齢になるために、先に乗せてしまいたい人もいると思いますが、非常に危険です。
子どもは「動かないで」と言っても動くということをお忘れなく。
前に乗せたらすぐに出発できるようにしましょう。
④段差があるところに斜めから乗らない
実際にわたしは、斜めに段差があるところに乗り上げてしまい、ハンドルを取られて転倒したことがあるからです。
幸いに子どもも、わたしも怪我がなくだったのですが…。
転倒するときのスピードは、一人で自転車に乗るときよりも早く感じました。
「しまった」と思った時には転倒してしまっています。
段差に入る時には、斜めに入るのではなくまっすぐにハンドルをしておきましょう。
⑤雨の日のマンホールや側溝、タイルなどのツルツルしたもの。雪の日の横断歩道の白色の部分に注意
これは、子どもを乗せている時だけに限ることではありませんが、マンホールや側溝、タイルなどのツルツルしたものは滑るからです。
雨が降ると滑りやすくなりハンドルを取られることがあります。
わたしは、自分が子どもの頃に滑って転倒した経験があったので、マンホールには乗らないように気をつけて運転しています。
雪の日の横断歩道の白いろの部分も知っている方は知っていると思いますが、滑ります。
特に自転車はスピードがあるので気をつけてくださいね。
子ども乗せ自転車の危険回避のためにやっておくこと
①子どもにヘルメットの着用をする
ヘルメットを着用することで、転倒時に頭を保護することができるからです。
自転車に乗る時に、子どものヘルメット着用は最近では当たり前のことになりつつあります。
ですが、まだヘルメットを着用せずに自転車に乗っている子どももいます。
らぴたんの小学生時代はかなり昔のことですが、当時らぴたんの通う小学校の子どもが脳に障害を持ってしまうという大きな事故に巻き込まれるということがありました。
ヘルメットについては親や教師から厳しく指導を受けて育った環境があるので、ヘルメットは必需品という感覚が強いです。
お子さんの命を守る意味でも、「あの時ヘルメットをかぶっていればよかった」というふうに後から思うようなことがないようにヘルメットをかぶる習慣をつけることは大事なことです。
子どもを乗せる時に忘れないように装着しましょう。
②椅子のベルトをしっかり止める
子どもはどうしても自分の思いで動いてしまいまい興味のあるものがあれば手を伸ばしたり、立ち上がったりして今どのような状況にあるのかはおかまいなしなことが多いのと、転倒した時に飛び出したりするのを防止するためです。
そんな時にベルトでしっかり固定して急に立ち上がったりして危険な状況にならないようにしておくことは大事です。
わたしが自転車でこけた時に長男が無傷だったのはベルトのおかげでした。
③子どもにも安全のために協力をお願いする
早い段階から自転車に乗るルールを教えておくことは大事だからです。
小さい間は、安全のためにやることを理解することは難しいです。
しかし、自転車を自分で乗るようになった時にも繋がっていきます。
④両足スタンドに変える
これは乗せおろしの時に転倒リスクを軽減してくれるからです。
片足スタンドから両足スタンドに変えるのは、自転車屋さんに持っていけば工賃を入れても数千円でやってくれます。
ママチャリをそのまま子ども乗せ自転車に利用している人も多いですが、最低限両足スタンドに変えるくらいはしましょう。
安定性がアップします。
⑤スタンドロックや、ハンドルロックをする
⑴ハンドルロック機能を利用する
前ハンドルはどうしても重みを感じると動いてしまうからです。
わたしの愛用自転車は、今から10年も前のものですが、しっかりハンドルロック機能がついていました。
そして、その機能のために乗せ降ろしの時に転倒するということはありませんでした。
自動ロック式のものや手元でロック機能があるものもあるので、活用するのはお勧めです。
⑵スタンドロックは必ずする
スタンドロックが外れてしまうと転倒してしまうからです。
またスタンドロックはしっかりしておきましょう。
子どもを乗せる反動で自転車のスタンドが外れてしまう人を見かけました。
とっても危険です。
⑥抱っこ紐に乗せて乗るのは危険
抱っこ紐の中にいる子どもが運転しているあなたの下敷きになってしまう可能性もあるからです。
3人の小さなお子さんをお持ちの方は自転車に乗ろうとすると抱っこ紐を活用される場合があるかもしれません。
でも、それはとても危険です。
二人を乗せている状態でもハンドルの操作性はかなり悪くなるという話を上記でしましたが、3人になるとそれよりも悪くなってしまいます。
自転車なので転倒リスクはどんなに気をつけていてもあるということを忘れないでください。
便利なものなので利用したい気持ちはわかりますが、時間を早めに出るなど他の対策を考えてみるなどお勧めします。
子ども乗せ自転車の危険を回避して自転車生活を楽しもう
①駐車場を気にしなくてもいい
都内に数年住んでいた経験があるので、都内の渋滞事情、駐車場のない場所が多いことをよく知っています。
歯科や皮膚科などの子どもの病院行くのも、とりあえず駐車場の駐車数を確認したり、駐車場所の確認が必須だったりしますよね。
自転車だとそんなことを気にせずに行けるのがいいところです。
車ではアクセスの悪い細い道も自転車ならスイスイいけちゃいます。
②健康的
どんなことにも車を使ってしまう日常になってしまうと運動不足になってしまいます。
やはり健康を維持するのは大事。
そんな時自転車なら運動になります。
子供と景色を楽しみながら自転車に乗るのも楽しいですよね。
③節約になる
ガソリン代が値上がりしている中。
自転車はお財布にも優しいです。
もちろん、駐輪場代が必要なところもありますが、駐車場代に比べれば格安です。
維持費も車に比べると格段にお得。
自転車を愛用するのは、節約になります。
子ども乗せ自転車にあると便利
やっぱり3人乗り対応がしっかりされているもの
3人乗りはどの自転車でもやろうと思えばできてしまいますが、しっかり基準が満たされていて対応されているものは安全です。
ただ、難点はお値段が高めということですね。
子ども乗せ自転車対応の自転車カバー
子どもを乗せようと思ったら雨で座席がびしょびしょということはあります。
ただ、子ども乗せ自転車って子供を乗せる椅子があるためにサイズが大きいです。
他のものを代用といっても上手くいかないんです。
自転車を買われた時に一緒に購入しておくと、ジャストサイズのものが買えていいですよ。
これは大事、ヘルメット
ヘルメットってサイズがあります。
小さい子から大きな子までいろんなサイズがあるので、自転車に乗る時には必要です。
特に小さな子はヘルメット嫌がります。
でも、それも慣れさせることは大事なことです。
安全のためには、ヘルメットは必ずしましょう。
まとめ
お子さんを子ども乗せ自転車に乗せるときはしっかり危険を回避して、転倒などでお子さんの命や怪我などにつながるようなことがないようにしたいですね。
1人で自転車に乗る感覚で子供を乗ってしまうのは危険です。
しっかり子供の安全についても配慮しながら、ヘルメットと椅子のベルトの装着は忘れないようにしましょう。
ベルトは緩むこともあるので、時々チェックしてくださいね。
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