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兄弟姉妹という自分の役割をそれぞれが嬉しいと思える育て方を意識する関わり方

「弟はいいな…」や、「兄はいいな…」なんて思ってしまうのはどうしてもあります。

ですが、どうせなら自分の生まれた兄弟姉妹の中での役割を嬉しいと感じて過ごしたいですよね。

だって、その役割が反対になることなんてないのだから。

今の役割が嫌だと感じてしまうのは、その役割の嫌な部分を押し付けられる経験があるからです。

兄であること、弟であること。

その役割に生まれてよかったと思う関わりができれば、子供たちは幸せに成長できるのではないでしょうか?

らぴももたん
この記事では、「兄、姉、弟、妹という役割を嬉しいと思う育て方を意識する関わり方」ことについて紹介します。

兄弟姉妹という自分の役割を嬉しいと思う育て方を意識する関わり方

1.兄弟姉妹という役割を親が押し付けすぎないこと

らぴももたん
兄弟姉妹という役割を嬉しいと思う育て方を意識する関わり方の1つ目は、、兄弟姉妹という役割を親が押し付けすぎないことです。

親に押し付けられて、求められれば求められるほど、その役割から逃げたい思いが出てくるからです。

具体例

  • お兄ちゃんなんだから、下の弟や妹の面倒をみてね
  • お兄ちゃんなんだから、下の子たちに優しくしようね
  • 弟なんだから、お兄ちゃんのいうことを聞きなさい

上記のように言われると、お兄ちゃんとして、弟としての役割を押し付けられているように感じてしまいます。

ですが、兄として生まれることも、弟として生まれることも本人が望んだものではなくたまたまなんですよね。

そのたまたまのことで、色々親から押し付けられると嫌な気分になってしまいます。

自分からその役割をしたいと思うことは負担になりませんが、親からやるように言われることについては自分でやりたいという思いがないからしんどい気持ちになるんですよね。

子供が自然と「やりたい」と思う気持ちが育つように親は待ちましょう。

兄弟姉妹という役割を親が押し付けすぎると、兄弟姉妹という自分の役割を嬉しいと感じなくなってしまうことがあります。

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2.喧嘩した理由も聞かずに同じ子供ばかりを怒らないこと

らぴももたん
兄弟姉妹という役割を嬉しいと思う育て方を意識する関わり方の2つ目は、喧嘩した時に理由も聞かずに同じ子供ばかりを怒らないことです。

喧嘩をした時に理由も聞かずに怒られた方はとても嫌な思いをするからです。

具体例

  • あなたはお兄ちゃんでしょ、喧嘩なんかしたらダメよ
  • あなたがお姉ちゃんの腹が立つことを言ったんでしょ、やめなさい
  • あなたはどうしていつも悪いことばかりするの?やめなさい

親が理由も聞かずに、誰か決まった人だけを怒るということを続けたとしたらどうでしょう?

怒られ続けている方は、「どうしていつも自分ばかりが怒られるのだろう。本当はあいつの方が悪いのに」なんて思ってしまいます。

その嫌な思いというのを、兄弟姉妹に向けてしまう可能性があるんですよね。

それでは、自分という立場で生まれたことを嫌に思ってしまうことにも繋がってしまいます。

いつも何か怒られる原因がある子供だったとしても、聞く前に決めつけられてしまうということは嫌なことです。

喧嘩した時に理由を聞かずに怒らないということは大事なのは、こころに不満をためないために大事なことです。

3.愛情に差をつけない

らぴももたん
兄弟姉妹という役割を嬉しいと思う育て方を意識する関わり方の3つ目は、愛情に差をつけないことです。

子供の中の誰かを特別に可愛がったり、誰かだけを愛さなかったりと愛情に差をつける関わりは子供の心を傷つけるからです。

具体例

  • 兄は優秀なので褒めるけれど、弟や妹は成績はよくないことを責める
  • 兄にはお金のかかることでも兄が希望するものは全てやらしてあげるけれど、弟や妹には全く何もさせてあげない
  • 兄には甘いのに、弟や妹にはすごく厳しい
  • 弟には優しいのに、兄や妹には厳しい
  • 姉と兄は綺麗で可愛いと褒めているけれど、妹には、「あなたは醜い」と辛く当たり散らす

親といっても人間なので、子供の中に性格的にあう、あわないなどある場合もあります。

ですが、その気持ちを兄弟姉妹に対しての愛情の差へ影響させるということをしていいかというとどうでしょうか?

親が愛情に差をつけるような関わりをすると、愛されない子供に不満が溜まります。

そして、愛情をかけられた方も親の関わりの変な部分に気づきます。

親の愛というのは「どの子供にとっては必要なもの」なんです。

そして、変に愛情をかけた子供は、親の愛情に甘ったれすぎてしまい性格がねじ曲がってしまうことだってあります。

もしも、あなたが愛情に差をつけて関わってしまうところがあるのだとしたら、それは兄弟姉妹の関係をも壊し、「弟であること」や「兄であること」などの自分の役割を喜べないという状況も作ってしまうことになってしまう原因になっていることを知りましょう。

親が子供たちの愛情に差をつけないということは、兄弟姉妹という役割を嬉しいと思えるように育つためには大事なことです。

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4.兄弟姉妹が自分の役割を利用し横柄な態度を取らない

らぴももたん
兄弟姉妹という自分の役割を嬉しいと思う育て方を意識する関わり方の4つ目は、兄弟姉妹が自分の役割を利用し横柄な態度を取らないように見守ることです。

兄弟姉妹が自分の役割を利用し横柄な態度をとったとすれば、とられた方は嫌な思いをするからです。

具体例

  • 兄という立場を利用して、下の子供たちに命令ばかりする
  • 弟という立場を利用し、自分が悪い場合も泣いて親を味方につけようとする
  • 兄が自分の機嫌が悪い時に、下の子供に八つ当たりをする
  • 姉が弟が幼くてできないことをバカにする

上記のようなことをされる兄弟姉妹はどう感じるかというと嫌なんですよね。

嫌な体験をすると、「弟であること」「兄であること」などの自分の役割が損のように思ってしまいます。

そして、このまま放置してしまうと兄弟姉妹の仲が悪い状態になってしまうこともあります。

横柄な態度を時にとってしまうということはあるのかもしれませんが、そのままにせずにしっかりフォローをして、どこが間違っていたのか気づくように親としては関わる必要があります。

兄弟姉妹が自分の役割を利用して横柄な態度をとったとしたら、それは兄弟姉妹という役割を嬉しいとは思えなくなってしまいます

兄弟姉妹という自分の役割を嬉しいと思う育て方を意識して関わるメリット

1.自分の役割を嬉しいと思ってくれる

らぴももたん
兄弟姉妹という自分の役割を嬉しいと思う育て方を意識して関わるメリットの1つ目は、自分の役割を嬉しいと思ってくれることです。

弟として生まれたこと、兄として生まれたこと、姉として生まれたこと、妹として生まれたことは変わることができないし誰かが仕組んだことではないので、今の自分の役割を嬉しいと思えると生きやすいからです。

変われないものなので、ありのままを楽しんでしまえるようになると毎日が楽しくなります。

2.自分の役割を利用して横柄な態度を取らない

らぴももたん
兄弟姉妹という自分の役割を嬉しいと思う育て方を意識して関わるメリットの2つ目は、自分の役割を利用し横柄にならないことです。

兄弟姉妹に対しても人として尊重した関わりができるようになるからです。

上に生まれたとか、下に生まれたとか関係なく人として尊重した関わりをお互いが心がけることで、自分の役割に対して不満に思わないようになるからです。

そして、兄として弟を愛し、弟として兄を愛することができ、時に兄は弟をサポートするし、弟も兄が困っていることをサポートすることだってできます。

そんな関係を自らとってくれるようになると、お互いが大事に思えるんですよね。

3.兄弟姉妹のそれぞれの役割に関係なく愛情のある関わりができる

らぴももたん
兄弟姉妹という自分の役割を嬉しいと思う育て方を意識して関わるメリットの3つ目は、兄弟姉妹のそれぞれの役割に関係なく愛情のある関わりができることです。

兄弟姉妹という、子供たちには自由に選べないものを理由に愛情のかけ方を変えるという変な関わりをしないことは、子供にとっては必要なものだからです。

どんな子供も親に愛されたいんですよね。

兄だから厳しく、弟だから甘くという関わり方ではなく、兄でも弟でも親の役割として言うことは言い、だからと言って愛情に変化があるのではなく、安心して甘えることもできる。

愛をしっかり与えるように関わることは親として大事なことです。

兄弟姉妹という自分の役割を嬉しいと思う育て方を意識して関わるデメリット

1.子供へ関わるときに意識して関わらないといけない

らぴももたん
兄弟姉妹という自分の役割を嬉しいと思う育て方を意識して関わるデメリットは、子供へ関わる時に意識して関わらないといけないことです。

子育て中はただでさえやることがいっぱいあるので、そんななかで意識して関わらないといけないというのは大変だからです。

対策

  • 大変なのは最初だけで、慣れると楽に関われるようになる

どんなことも最初がしんどいんですよね。

それはあなたの癖になってしまう関わり方を変えないといけないからです。

ですが、慣れてしまうと意識しなくてもできるようになります。

兄弟姉妹としてありのままを嬉しいと感じて生きていけるように、親として最低限のできることでサポートしたいですよね。

2.親自身のトラウマを克服しないといけない

らぴももたん
兄弟姉妹という自分の役割を嬉しいと思う育て方を意識して関わるデメリットは、親自身のトラウマを克服しないといけないです。

愛情に差をつけてしまったり、喧嘩をしている理由を聞かずに怒ってしまうのも、それはあなたの抱えているトラウマが原因のこともあるからです。

どうして、兄ばかりを可愛がってしまうのかという理由に、あなたが目指していた夢が関係している場合もあります。

自分の叶えられなかった夢に一番近い兄ばかり応援してしまう。

または、自分が学生時代にいじめられていたというトラウマがあり、その性格に似ている妹ばかりを可愛がってしまう。

または、別れた旦那に似ている性格の長男が可愛く思えなくて、つい避けてしまう。

または、嫌いだと思っている義母の性格にている姉につい当たってしまう。

親自身の持つトラウマのためにとってしまっている行動を改善するためには、トラウマを克服しないといけないからです。

対策

  • あなたの抱えているトラウマと子供は別だと気付きましょう

あなたが辛い思いをしたという事実は消えません。

そして、あなたが子供に対して愛情に差をつけて関わるということは、子供にとっては消えない事実となってしまいます。

あなたがした辛い思いのために、子供の代にまで辛い思いをひきづらせるようなことはやめましょう。

辛いことですが、自分の中の問題として捉え、子供はまた別のものという考えを持つことは大事です。

まとめ:兄弟姉妹という自分の役割を嬉しいと思う育て方を意識する関わり方

らぴももたん
この記事では、「兄、姉、弟、妹という役割を嬉しいと思う育て方を意識する関わり方」ことについて紹介しました。

わたしの息子たちも、兄として、弟として楽しく過ごしていて、「(次男)の兄でよかった」「にいにの弟に生まれてよかった」と日々言い合って過ごしています。

兄であること、弟であることは交代することはできません。

兄であるからといって弟のお世話を必ずしないといけないわけでもないし、弟だからといって甘ったれすぎていいわけでもありません。

時に弟が兄のお世話をしてもいいし、兄が弟に甘えてもいいんですよね。

兄特権、弟特権はもちろんありますが、それも含めて今がいいと思えるような兄弟姉妹の関係を築けるように親としてはサポートしていきたいし、親の関わりが兄弟姉妹の関係を邪魔になってしまうようなことがないようにしたいですよね。

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