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兄弟差別をした親の関わりが、兄弟関係にも影響することがある

私には2人の息子がいて、仲が良い兄弟として近所でも有名です。

息子たちが仲が良いだけで有名なのは、「仲が良い兄弟」は少ないからではないでしょうか!

  • 兄弟、姉妹仲良く過ごしてほしいのに、仲が悪くて大変
  • どうして兄弟で仲良く過ごしてくれないのだろう?

なんて悩みを抱えている方もおられるのではないでしょうか?

ですが、その悩んでいる親の言動や関わりの中にも兄弟姉妹を仲が悪くさせてしまうものもあります

らぴももたん
この記事では「親が兄弟差別をした関わりをしてしまうと、兄弟関係に影響することがある」ということについて紹介します。

兄弟差別をした親の関わりが、兄弟関係にも影響することがある

兄弟差別をした関わりをしてしまうと、兄弟関係に影響することがある理由

兄弟関係に影響する理由

  1. 心が傷ついてしまうから
  2. 親のことを嫌いになってしまうから
  3. 親を利用しちゃう子供もいる

上記の3つの理由があります。

以下に具体的に解説していきます。

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1.子供の心を傷つけてしまうから

らぴももたん
兄弟差別をした関わりをしてしまうと兄弟関係に影響することがある理由については、子供の心を傷つけてしまうからです。

それは、子供にとってうまく対処することができない力関係だからです。

具体例

例えば、兄を溺愛する母の場合

  • 兄には学業の選択の自由があるけれど、弟の自分には進学して学びたい夢があったけれど選択する権利さえなく働くことしか選択できなかった
  • 兄は何をしても褒めてもらえたけれど、弟の自分は兄よりも良い成績を残しても褒められるどころか怒られた
  • 弟の自分に母は「あなたのことは嫌い」と言ってくる

親という「圧倒的に力を持っている存在の人がする差別」というのは、子供にはどうすることもできません。

大人になれば、独立という形で自分の思いを叶えることができるようになります。

ですが、子供の頃は、お金を自由に使えるわけでもなく、衣食住の全ての権限を親が持っている状況です。

そのような状況で差別というものを受けた子供は、自分を守ることができるのでしょうか?

子供は自分が独立できる年齢までその状況にすら抵抗できません。

上記のような状況で兄に対して、友好的に関われる弟になるためには、自分の心に鈍感にならないと難しい部分があります。

そして、兄だって同じで、この状況をどうにかしてあげたいと思っても、どうしようもできない状況を親が作り出してしまっている状況だってあります。

弟にとったら、兄は幸せに違いないと思っていても、兄も幸せかというと幸せでないということがあります。

親が子供の心を傷つけるような兄弟差別した関わりをして、兄弟仲が良くなることを求めても無理ですよね。

2.親のことを嫌いになってしまうから

らぴももたん
兄弟差別をした関わりをしてしまうと兄弟関係に影響することがある理由については、親のことを嫌いになってしまうです。

嫌いな親のいうことを子供は素直に聞けないからです。

  • 親から「兄弟仲良くしてね」なんて言われても、自分のことを大事にしてくれていない親の言うことは聞きたくないために反抗してしまい逆の行動をしてしまい兄弟に意地悪をする。

親は平等に関わっているつもりでも、親は兄弟差別をしていると子供は感じてしまうこともあります。

そんな時に、「兄弟仲良くしてね」なんて言っても、親に反抗してしまい反対の行動をとってしまうことさえあります

親も人間なので、平等に接しようとしても違うことをしてしまう場合もあります。

ですが、そんな時には気づいた時にしっかり修正できるように努力する必要はあるし、子供にもしっかり謝る必要があります。

子供と親という関係性の大きな問題は「圧倒的な力の差」にあります。

親という力を持っている立場ですることは、とても影響力が強く、後で後悔しても遅いことがあります

兄弟の不仲を自分が作ってしまうという原因になってしまうのも、圧倒的な力を持っているからです。

失敗は誰にでもありますが、失敗した時にしっかりと修正を繰り返していくという努力をしましょう。

3.親を利用しちゃう子供もいる

らぴももたん
兄弟差別をした関わりをしてしまうと兄弟関係に影響することがある理由については、親を利用しちゃう子供もいるです。

圧倒的な力を持った親を味方につけて兄弟の関係性を優位にすすめようとする子供もいるからです。

具体例

  • 親に愛されていることをいいことに、愛されていない立場の兄弟をいじめる
  • 親の溺愛を武器に、親をいいように使い兄弟の立場を更に悪くする

兄弟の間でそのようなことが起こるのは悲劇としか言いようがありません。

ですが、ことのきっかけを作ったのは「兄弟の1人だけを溺愛する親」なんですよね。

「親から溺愛されている」ということは子供の心を強くしますが、親の兄弟差別という状況を見ている状況ではねじ曲がって伝わってしまうことさえあります。

親がしていることを真似てしまったり、親以上のことをしてしまうことだってあります。

仲良く過ごすことだってできた関係で、兄弟の不仲の原因を作ってしまい、次の世代まで不幸をうむのは間違っています。

注意ポイント

  • 父親に似ている場合、母親に似ている場合
  • 男の子、女の子
  • 性格が従順、自我の強い子

その子供が望んでそのようになったわけではなく、たまたまのことなんです。

そのたまたまを受け入れる強さを自分の中に作りたいですよね。

親を利用してしまう子供もいるから、兄弟差別をした関わりをしてしまうことが兄弟関係に影響します

親の関わりが兄弟関係に悪影響を及ぼさないために気をつけること

兄弟関係に影響を与えないために親が気をつけること

親が気をつけること

  1. 兄弟を差別した関わりをしないこと
  2. 親の関わり方について見つめ直すこと

親が兄弟関係に影響を与えないために気をつけることは上記の2つです。

以下に具体的に解説します。

兄弟を差別した関わりをしないこと

らぴももたん
親の関わりが兄弟関係に悪影響を及ぼさないために気をつけることは、兄弟差別した関わりをしないことです。

親の関わり方の違いによる子供の心の葛藤を防ぐことができるからです。

年齢差や、性格の差など兄弟と言っても違うことはいっぱいあります。

ですが、それは差別をしてもいいということではありません。

たまたまお兄ちゃんに生まれたからと強く兄という立場を背負わされてしまったり、弟として甘やかされてしまったり…ではなく、兄弟の関係の中で新しい関係性を築き上げていくものなんですよね。

兄弟仲良く育って欲しいのであれば、兄弟を差別した発言や、関わりをしないということは大事なポイントです。

親の関わり方について見つめ直してみる

らぴももたん
うちの子供たち仲が悪いかも!?なんて思う兆しを感じる人は、自分の親としての関わり方についても見直してみましょう

あなたが差別した関わり方を子供にしているのに、兄弟の仲よさを求めても無理が生じるからです。

親が、子供一人ひとりに対して、愛情を持って関わることが子供にもはっきりと伝わるように関わる

それがない状態で「兄弟仲良くしなさい」ということだけ押し付けても、兄弟が仲良く育つ芽は育たないです。

子供からすると、「そんなことを言われても、自分がどうなの?」という気分になるだけです。

まずは、子供たちに仲良くすることを求める前に、大人が自分の子供に対する関わり方を見つめ直してみてはどうでしょうか。

どんな子供も親から愛されたいという思いを持っています

兄弟何人もいる家庭では、平等に愛情をかけるということは大変ですが、「愛を感じれる時間」というものがあるように関わるということがポイントです。

時間が長ければいいということではないので、ほんの少しでも愛を感じれる時間をそれぞれの子供と持つということを意識してみてはどうでしょうか。

まとめ:兄弟差別をした関わりが、兄弟関係にも影響することがある

らぴももたん
この記事では「兄弟差別をした関わりをしてしまうと、兄弟関係に影響することはある」ことについて紹介しました。

兄弟仲良く過ごしてほしいと願っていても、あなたが兄弟差別した関わりしかできないのなら、それは仕方がないことになってしまいます。

「親から愛される」経験というのは子供にとって大きな宝物になります。

その宝物を手に入れられずに、仲良くしろと言われても、できないんですよね。

そして、あなた自身の差別した関わりを見て育つことになるというのはどうでしょうか?

良い影響を受けるとは思えませんよね。

あなた自身の中に、その子供のありのままの状況を受け入れる空間を作ってあげれるようになるといいですね。

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