部屋の床が見えなくて足の踏み場もない家というのは考えただけでぞっとしてしまい、平面がスキッと広がっている部屋でのんびり過ごすのに癒されるわたしです。
ですが、そんなわたしの父の家は誰が見ても「汚部屋」という足の踏み場のない家でした。
部屋を綺麗に保つためには、「ものを増やさないことがいい」なんて話を聞いたことがありませんか?
ものを増やさないことは部屋を綺麗に保つ近道な理由
ものを増やさないことは部屋を綺麗に保つ近道な理由
ものを増やさないのが良い理由
- 所有するものの量だけ収納場所が必要になる
- 適材適所にものが置けない
- 管理するのが大変
- ゴミとなって捨てられてしまう可能性が高くなる
- 存在を忘れてしまっている物が多くなる
上記の理由により部屋を綺麗に保つ近道はものを増やさないことです。
以下にその理由について詳しく解説していきます。
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1.所有するものの量だけ収納場所が必要になる
ものを増やすと、それを片付ける場所が新たに必要になるからです。
具体例
ストックがないと不安になってしまう人は、買い置きをたくさん用意します。
それは、食品だったり、日用品だったり色々。
ですが、その買い置きのまだ使わないものについても保管場所というのは必要になり、その買い置きを増やした分だけの置き場所をを作らなければならなくなります。
そんなとき困るのが、新たな置き場所なんですよね。
ものが増えたぶんだけ、収納を駆使して収納場所を増やせるような整理上手な人はいいのですが、ただでさえ部屋が綺麗に保てない片付けが苦手な人の場合はどうでしょうか?
新たに買い足したものによって部屋が埋まってしまい、綺麗でスッキリした床の面積が減ることになります。
所有するものの量だけ収納場所は必要になるため、ものを増やさないことは部屋を綺麗に保つ近道になります。
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2.適材適所にものが置けない
置きたいベストな場所に、ものを増やしたために置けないということが出てくるからです。
具体例
食品のストックを増やして購入しました。
置き場所として便利なのはキッチン周辺です。
ところがもうキッチン収納がいっぱいで、新たに違う場所に置き場所を作ることになり、リビングに新たに収納場所を作りおくことはできたけれど、キッチンから離れた場所になってしまった。
収納スペースを考えずにストックを増やすと、適材適所の収納場所には収納がおさまらず、他の離れた場所に置くことになってしまい不便になってしまいます。
ものを増やしたことで適材適所にものが置けないと新たに収納を増やしたりしてさらに部屋が圧迫されるなど、部屋を綺麗に保つ近道から遠ざかります。
3.管理するのが大変
ものを増やしたぶんだけ管理する量が増えるからです。
具体例
- 観葉植物を購入すれば、定期的な水やりが必要になります
- 空気清浄機を購入した場合は定期的な清掃が必要になります
- 机を購入した時は、定期的な掃除が必要です。
ものを増やすと管理するということが必要ですが、そのものの量だけ管理が必要になります。
管理が大変になってしまうので、ものを増やさないことが部屋を綺麗に保つ近道です。
4.結局はゴミとなってしまう
不便だったり、サイズが合わないなどの問題があると結局は使用しないようになってしまうからです。
具体例
- 買った服のサイズ感がしっくりこない
- 買ったけれど場所だけとって使い心地が悪い健康器具
買ったのは良いのだけど、実際使ってみたら思っていたのと違うということがあります。
そんな時は、結局ゴミとなって処分するだけのものになってしまうんですよね。
ですが、買ったばかりだとすぐに処分するのはもったいないのでしばらく家に置いて置いたりすると場所をとってしまうだけなんです。
結局はゴミとなってしまうので、ものを増やさないことが部屋を綺麗に保つ近道です。
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5.存在を忘れてしまっている物が多くなる
ものの量が増えるので探す時間が増えてしまうからです。
具体例
- 食品のストックを増やして、収納場所が広がっていくと探すのにも時間が多くなり、いつのまにか賞味期限きれになってしまうということも増えます。
ものを増やすとうまく収納しないと探す時間が増えることになり、埋もれてしまったものの存在に気づかずにゴミにしてしまうということがあります。
存在を忘れてしまっているものが多くなるから、ものを増やさないことが部屋を綺麗に保つ近道です。
ものを増やさず部屋を綺麗に保つメリットとデメリット
ものを増やさず部屋を綺麗に保つメリット
①ものを大切に使用するようになる
新しくものを増やすということは簡単ですが、今あるもので工夫をして使用したり、今あるものを十分に活用していくというは大事なことだからです。
存在を忘れていたものが多いと、結局新しく購入することになってしまい無駄ですよね。
今あるものを使用するようにすることで、存在を忘れるということもなくなります。
ものを大切に使用できるようなことはものを増やさず部屋を綺麗に保つことのメリットです。
②片付けるのが楽
ものを増やさないので、収納する場所に余裕があるからです。
今ある場所に片付ければいいだけというのは楽なので、子供でも片付けることができます。
そして掃除も楽なんですよね。
片付けるのが楽なのは、ものを増やさず部屋を保つメリットです。
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③お金の節約になる
無駄なものを増やさないため、ゴミになってしまう量が減るからです。
買ったものを無駄にしてしまうというのはもったいないですよね。
買ったものを大事にして過ごすというのは素敵だと思います。
新しいものが増えないと収納を増やすことも必要なく、新たなもののためにお金がでるということもないですよね。
お金の節約になるのは、ものを増やさず部屋を保つメリットです。
ものを増やさず部屋を綺麗に保つデメリット
欲しいものがある時に我慢も必要
ものを増やさないということは、新しくものを増やすということを我慢する必要が出てきます。
今まで、欲しいものを自由に買っていた人にとってはストレスの溜まるものになります。
対策
- 完全に買わないというのではなく、よく吟味して購入をするようにする
生活をしているので完全に何も買わない生活というのは無理なので、よく吟味して購入を検討するということが必要です。
「欲しいから」という単純な理由だけで購入するのではなく、本当に必要なものなのかよく吟味して購入するようになると無駄使いも減るし、一石二鳥ですよ。
ものを増やさないということで部屋を綺麗にする人には、レンタルの活用もおすすめ
子供のおもちゃをレンタル
子供のおもちゃは月齢や年齢によってぴったりのものが変わります。
買ってしまうと、ものが増えてしまいますが、必要な期間だけレンタルをするということも可能です。
気に入ったものだけ買い取るというシステムもあるのでうまく活用できるといいですよね。
まとめ:ものを増やさないことは部屋を綺麗に保つ近道な理由
「ものを増やさない」ということは片付けるものが増えないということなんですよね。
片付けが苦手な人は、所有物が多いです。
そして使っていないものに囲まれて生活しているために必要なものが見つけられないなんてこともあります。
人によって片付けれる量というのには違いがあるので、片付けが苦手な人はものの量を増やさないというのが綺麗な部屋に保つ近道です。
まず、新しく入ってくるものをストップしてみることから始めてみましょう。
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