出産の予定日が近づいてくると、嬉しさと不安な気持ちと入り混じりいろんな感情がでてきます。
それは、出産をする奥さんにとってもそうだし、それに付きそう旦那さんにとっても同じですよね。
わたしが妊婦だった時はもう11年も前のことですが、今でもはっきり覚えています。
それは記憶にすり込まれるほどやはり特別な日だったからだと思います。
出産予定日にむけて旦那さんも奥さんと出産にむけてドキドキしながら準備をされていると思います。
-
赤ちゃん・1歳から未就園児・園児・小学生向けおすすめ絵本
息子たちも大きくなり、長男はもう絵本を読んだりしなくなりましたが、次男はまだ絵本を読むのが好きです。 絵本の良いところは ...
続きを見る
出産予定日までに旦那さんが注意すること
出産予定日までに旦那さんの注意することは以下の通りです
出産予定日までの注意点
- 出産予定日は大幅にずれることがある
- 午前中に出産の兆候がなくても、午後に突然出産の兆候が見られることがある
- いつでも対応できるようにしておく
- 出産に必要なものを把握しておく
- 出産までの体調は個人差がある
- 妊婦さんは仕事がなくて家にいても全てができるわけではない
上記のことに旦那さんは出産予定日まで注意することが大事です。
以下に説明をしていきます。
1.出産予定日は大幅にずれることがある
出産予定日はあくまでも出産をする予定の日だからです。
具体例
- 出産予定日よりも何ヶ月も早く出産になる
- 出産予定日よりもかなり遅れる
出産予定日が、予定なのは誰もが知っていることです。
ですが、そこをついつい基準に準備をしてしまうところがあるんですよね。
だから、まだ予定日まで期間があると「まだまだ時間がある」と安心して構えてしまうなんてことも、、、。
でも、実際は妊娠をすると、いつ出産になっても仕方ないような状況が突然に訪れることがあります。
わたしの親友も何ヶ月も早くに出産をすることになった子がいました。
また、逆に出産予定日から大幅に遅れた子だっていました。
だから、出産予定日は大幅にずれることがあるという認識をしておき、心に余裕を持って準備しておきましょう。
2.午前中に出産の兆候がなくても、午後に突然出産の兆候が見られることがある
出産は突然に兆候が見られることがあるからです。
具体例
- 午前中に医師の診察を受けると「出産はまだまだ先でしょう」と言われ、まだまだ先なんだと軽く思っていたら、午後になり陣痛がはじまった
- 母乳がスムーズに進むようマッサージを受けてから帰宅すると、陣痛がはじまった
医師の診察を受けて「まだ先」と言われると、そうなのかと理解して「今日は産まれない」と太鼓判を押されたような気持ちになってしまいます。
ですが、「まだ先」と言われて、その日に出産になるという人はわたしの周りには多かったです。
出産は突然にはじまることがあるので、医師に言われると油断してしまうところがありますが、その日に出産になる可能性もあることを認識しておきましょう。
3.いつでも対応できるようにしておく
妊娠中は何が起こるかわからないので、緊急の対応をスムーズにできるようにしておく必要があるからです。
具体例
- 妊娠初期の出血で病院に緊急で行くことになる
- 奥さんがこけてお腹を打ってしまい病院へ行く
- 出産の兆候が見られるため病院に行く
妊娠初期にも色々なトラブルがある場合もあり、わたしの場合は出血があり病院へ緊急で行くことがありました。
それは突然に起こるので、付き添えるような状況では奥さんに付き添ってあげる方がいいし、色々な手配を旦那さんがしてあげるといい場合もあります。
そんな時に、夜飲んでしまっていてほろ酔い状態では役に立たないんですよね。
まだ、妊娠初期だしと気を抜いてアルコールを飲んでしまう場合もあるかもしれません。
ですが、妊娠中のトラブルは奥さんを不安にさせます。
ほッとした時に飲みたくなるものですが、妊娠中はちょっとだけ奥さんと一緒に我慢なんてできると緊急時に車の運転もできるし、対応もスムーズです。
急なトラブルにしっかり対応できるように、旦那さんが妊娠中はいつでも対応できる状況を作っておくのは大事です。
4.出産に必要なものを把握しておく
奥さんに出産の兆候がはじまったら、出産へ向けての準備は旦那さんの仕事になる場合があるからです。
具体例
- 出産に必要な準備品は多くの場合は奥さんがもうすでに準備しています。そのため、旦那さんがやることは、その準備品を用意したバックがどこに置いてあるのかを把握することです。
- 病院へ行くための交通の手配(自家用車なら車の用意、タクシーならタクシーの手配、緊急時は救急車の手配)などの方法を確認しておく。
- 特にタクシーでわたしの場合は、タクシーの交代の時間帯と被ってしまい、なかなか手配できずということがありました。わたしは出産までの進行が遅いタイプだったので何時間かつかまらなくても問題になりませんでしたが、進行の早い人は一刻を争うので、タクシーを使って病院へ行くとどのような感じになるのか試しておくと焦らなくていいですよ。
- 最近は、マタニティータクシーというものがあります。各社によって呼び方は色々あるようですが、破水した時にも防水性の座席になっていたり、陣痛の時にどのように対応したらいいのかわかっているスタッフが対応してくれたり色々なサービスがあったりするようです。登録しておくといいですよね。ご自分の地域でそのようなサービスをやっていないかチェックしてください。
- 自家用車の場合は日頃送迎をされている場合はいいのですが、されていない場合は病院までのアクセスを確認しておきましょう。緊急時に道に迷うなんてことがないようにしたいです。
わたしは、前もって旦那に出産準備のバックの存在を伝えておきましたが、実際は覚えていないということがありました。
また、タクシー会社の番号もわからないなんてことも…。
いざという時にやっぱり頼りにしたいものなんです。
しっかり奥さんからの連絡事項は覚えておいてくださいね。
聞き流していたとなると、がっくりされてしまいますよ。
出産に必要なものを把握するのは旦那さんにとっても必要なことですよ。
注意
- 救急車を利用するのは緊急性があるときなのでこれは守ってください
奥さんの陣痛が始まると焦ってしまう旦那さんもいると思いますが、陣痛がきたからと救急車を呼ぶのはやめてください。
多くの人は陣痛がきてから救急車を利用しなくても病院に行くことができます。
緊急を伴うような状態に奥さんがなっているのなら迷わずに救急車を呼びますが、そうでない場合は自分たちで病院へ向かいましょう。
救急車を利用する状況にある人っが優先的に使用できるように、平常心で対応してくださいね。
5.出産までの体調は個人差がある
出産を経験した人の話を鵜呑みにすると奥さんの現状とは違うことがあるからです。
具体例
- 出産までの経過が軽い人とそうではない人の差というのはとても大きなものがある
- つわりが軽く、なんでもたべれる人もいれば、全くたべれずにつわりも重い人もいる
- 妊娠中をずっと寝た状態で安静にして過ごさないといけない人もいる
- いっぱい歩いて出産に備えないといけない人もいる
あなたの周りの出産経験者の話を耳にする時に気をつかないといけないのは、出産までの経過は個人差が大きいということです。
あなたのお母さんが仮に妊婦の時に元気に動きまわっていたとしても、それはお母さんの場合です。
奥さんがつわりで苦しくて横になっているのを怠けていると思ったり、そんなにしんどくないだろうと認識するのはやめましょう。
横になっていても抜けないしんどさをわたしも経験しました。
元気で動き回れる妊婦さんもいる一方で、妊婦中に大変な思いをする妊婦さんもいます。
奥さんがしんどい大変なタイプの妊婦さんの場合には、あなたのお母さんに説明してあげれるくらい奥さんのしんどさを理解してあげましょう。
一緒にあなたのお母さんと、妊婦である奥さんを責めるようなことがないようにしてくださいね。
6.妊婦さんは仕事がなくて家にいても全てをできるわけではない
妊婦さんは気持ちとは裏腹にやれないことの方が多いからです。
具体例
- 旦那さんが仕事から帰ってくるまでに夕食の準備をしておきたいけれど、夕食の準備をしようと料理をはじめると食材の匂いを嗅ぐだけで吐いてしまい料理ができない
- 洗濯を取り込みたいけれど、立ったり、座ったりの移動だけでもお腹が張りやすくできない
「家にいるのに何もしていないの?」なんて酷いことを言う旦那さんがいないことを祈ります。
私にも妊婦の時期があったのでわかりますが、家にいてもできないことだらけです。
ご飯は?なんて意地悪なことを言わずに、自分の夕飯くらいコンビニによって買ってくるような配慮をしましょう。
これしてないのなんて指摘するようなことをせずに、出来ない家事を見つけたらあなたがやるくらいの配慮をお願いします。
食べるものくらい好きなものを食べたいと思うかもしれませんが、食べれないものばかりで苦しんでいる奥さんです。
食べれるものがいっぱいの旦那さんなのだから、あまり匂いのきつくないコンビニ弁当にするなどくらいの気遣いが欲しいです。
お腹で赤ちゃんを育てると言うことは、人によっては普段の生活もままならないので、「家事をやらないのではなく、家事ができないのだ」と理解してください。
そして、気づいたらあなたがやる!!が基本です。
出産予定日までに旦那さんが注意するメリットとできなかったデメリット
出産予定日までに旦那さんが注意するメリット
①慌てなくていい
慌ててバタバタすると不安な気持ちになってしまうからです。
奥さんは出産に向けて不安な気持ちを抱えているのに、あなたまでも慌ててバタバタしてしまっては余計に不安にさせてしまいます。
出産の兆候が見られたりするといつもは冷静な奥さんもそうではなくなる場合もあります。
そんな時こそ、あなたのサポートが大切です。
②頼りになる
どうして良いのかわからない状態で落ち着いて対応してくれる人は頼りになるからです。
痛みや不安にどうしていいのかわからない気持ちに妊婦さんはなりやすいです。
それをあなたがしっかりエスコートしてくれると安心します。
③今後の良い夫婦関係につながる
あなたの妊娠中のサポートしてくれたことは記憶にはっきり残るからです。
わたしはもう何年も前のことなのに、旦那がしてくれたことを覚えています。
それくらい妊娠中はできないことが多く、困ってしまうことだらけなんです。
だから嬉しかったし、やってくれたことって覚えているもんなんですよね。
それは、今の関係も良い方向につながっていってると実感しています。
出産予定日までに注意することができなかったデメリット
①今後の関係に影響する
メリットでもあげましたが、同じことであなたの妊娠中にしてくれなかったことについてもはっきりと記憶に残ってしまうからです。
妊娠中に傷つくような発言をされたり、配慮のない行動をとったりしたことは奥さんの記憶に残ります。
それは、妊娠中というのが過酷な状況で助けてほしい状態なのに、あなたは何もしてくれなかったというとても残念な状況だからです。
この気持ちというのは、あとあともどうしても引きずってしまいます。
対策
- 上記で解説した注意点についてもう一度よく読んで気をつけて行動するようにしましょう。
②ずっと言われ続けてしまう
妊娠中にあなたが頼りなかったエピソードははっきりと記憶に残ってしまうからです。
具体例
- 妊娠の兆候が見られて車で送迎をお願いしたら、アルコールを飲んでいて送迎ができなかった
- 妊婦で何も出来ない状況でも、手伝うこともしてくれなかった
- 上の子のお世話さえしてくれなかった
- 重いものを運ぶような状況でも奥さんにやらせた
- 妊婦で体調が悪いのに家に人を呼ぶことが多かった
- 妊娠中に言われたくない義母やあなたの友達の下品な振る舞いを注意しなかった
上記のような頼りない状況があると、どうしても後々まで語られてしまいます。
頼りにしたいという時に頼りないというのは残念だし、奥さんの気持ちを考えるとなんと言葉をかけていいのか…。
対策
- 注意点を良く読んで妊娠中に気をつけるようにしてください
まとめ:出産予定日までに旦那さんが注意すること
妊娠中の記憶というのは、今でも私の記憶の中に残っています。
あなたが頼りなかったということで、ずっと語られ続けるのか、あなたが頼りになったと語られ続けるのとでは大きな差があります。
そう何回も経験することの出来ない妊娠中の期間です。
そして、長く感じますがもう10年経ってしまった私の経験からすると1年に満たないほんのわずかな期間なんですよね。
奥さんにとっても、あなたにとっても楽しい良い記憶になるといいですよね。
そして頑張ろうと努力したのに頼りなかったというのなら、その気持ちが伝わっているといいですね。
旦那は頼りない面を全面に出してくれましたが、だけど一生懸命が伝わってきてました。
そんな部分が奥さんに伝わっていれば、笑い話にもなります。
そして、これから続く子育ての準備期間としてうまく機能してくれるようになります。
この1年もない短い期間をうまく使ってパパになる準備の踏み台にしてくださいね〜。
-
当たり前なことが当たり前でないと気づくと幸せになれる?
目の前にしっかりあるのだけど、見えなくなってしまっている。 今、あなたの前で起こっている当たり前のこと。 その「当たり前 ...
続きを見る
-
うちの旦那が素敵です。旦那が大好きなのには訳がある!
うちの旦那、どこにでもいそうな中年のオヤジです。 ですが、とっても素敵な人。 私は、「この人と結婚できて良かった〜」なん ...
続きを見る
出産祝いに定番の絵本について以下の記事で紹介しています。
-
出産祝いに喜ばれるおすすめの定番絵本15
「出産祝いのギフトに何をあげようかな?」と迷っている人。 「絵本」はどうでしょうか? 私は、気取らない出産祝いとして「絵 ...
続きを見る