にゃんももたん(旦那)との夫婦仲は至って良好なので、離婚を考えたことはわたし自身はありません。
でも、わたしの母と父の夫婦仲は最悪でとても冷め切ったものでした。
母と父は離婚するのだろうと思って小さい頃から過ごしていました。
ところが、父と母は離婚することなく最後を迎え、今はもうこの世に二人ともいません。
それは、わたしたち子供の存在が母のストッパーになっていたからです。
離婚しないという選択肢が良かったのか、悪かったのかというと、母にとっては我慢の一生だったことが物語っています。
そして、父にとっては母と離婚はしたくない、避けたいものでしたが、幸せだったかというとそうではなかったようです。
旦那(妻)と離婚したい!子供がいるから迷う理由
旦那(妻)と離婚したいけど、子供がいるから迷う理由については以下の通りです
子どものために離婚を迷う理由
- 自分のせいで子どもから母親(父親)を取り上げてしまうと思うから
- あなた自身が片親しかいなくて寂しい思いをして、自分と同じような思いを子どもにさせたくないから
- 金銭面で子どもに負担をかけてしまうから
- 学校を転校しなければいけないから
- 兄弟(姉妹)が離ればなれになってしまう可能性があるから
上記の理由により子供のために離婚を迷ってしまいます。
具体的にはどのようなことか解説します。
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1.自分のせいで子どもから母親(父親)を取り上げてしまうと思うから
どんな離婚の理由としてあったとしても、子供にとっては血のつながる人だからです。
子供がいると離婚を迷うのは、血の繋がる人を取り上げてしまうことに躊躇してしまうんですよね。
2.あなた自身が片親しかいなくて寂しい思いをして、自分と同じような思いを子どもにはさせたくないから
自分が片親しかいなくてつらい、寂しい経験をしたという思いがある人は、経験したことがない人よりも、自分の体験としての思いがあるので、自分の子どもにも同じ思いをさせたくないという思いが強くなってしまうからです。
子供のことを大事に思うからこそ、同じような思いをさせたくないという気持ちで迷うことがあります。
3.金銭面で子供に負担をかけてしまうから
あなたが現在仕事についていないもしくは、正社員ではなくパートだったり、今は共働きでも一馬力になると経済的に今より厳しいものになってしまうと思うからです。
現実として立ちはだかる大きな問題が、お金の問題です。
裕福な暮らしをされていた人は、特にこの問題が大きいでしょう。
4.学校を転校しなければいけないから
離婚をして新しく生活をするときに、実家の近くに引っ越す人は多いからです。
働いている時に子どもの面倒を見てもらえる実家の近くに引っ越すのはメリットがいっぱいあります。
でも、そのために子どもの学校が変わってしまうことがあります。
転校をしなければいけない、仲が良い友達と離れなくてはいけない。
そのことを申し訳なく思い離婚を迷う人もいます。
5.兄弟(姉妹)が離ればなれになってしまう可能性があるから
離婚をして、どちらかが子どもの親権を全部持つ場合もありますが、内容によっては、兄は父親。弟は、母親というように、兄弟でも親権が別になる場合があるからです。
また、子どもが一緒にいたいと望むのが、父親、母親と分かれる場合。
兄弟は離ればなれになってしまいます。
兄弟は一緒に過ごさせてあげたいと思う親にとってはとてもつらいものがあります。
離婚をすると兄弟を引き離してしまう可能性がある場合、それが離婚を迷う原因になります。
旦那(妻)と離婚したい!子供がいるから迷う時の対処方法
旦那(妻)と離婚したい!子供がいるから迷う時の対処方法は以下の通りです
離婚を迷う時の対処方法
- 離婚を考える問題がこれからも継続するかどうかを考える
- 両親一緒にいることが子どものためにならないのなら迷う必要はありません
- 両親が2人いても子どもが幸せと感じない時があることを知る
- 同じような体験をして離婚をし、幸せにくらしている人を参考にする
上記の4つが旦那(妻)と離婚をしたいけど、子供がいるから迷う時の対処方法です。
以下に具体的に解説していきます。
1.離婚を考える問題がこれからの継続するかどうかを考える
あなたが離婚を考えるのは、夫婦間に問題を抱えているからであり、その問題が、これから継続していくのかということは離婚の選択をする上で大事になってくるからです。
ポイント
一度きりの問題でこの先は継続しない問題 | 問題が継続して起こる可能性が高い |
あなたが許せるのなら、即離婚は待った方がいい | 我慢しながら一生をおくるか、離婚の選択も視野に入れる |
問題が継続しておこる可能性が高い場合は、我慢しながら過ごすことはらぴももたんはおすすめしません。
長い人生、第二の人生を早めに歩きなおすことが出来るなら、それも選択として入れましょう。
らぴももたんの母もそうでしたが、問題はまた継続して何回も試練としてやってきて、そのたびにこころをかき乱されることになってしまいます。
2.両親一緒にいることが子どものためにならないのら迷う必要はありません
お金はあるけれど、精神的な苦痛が多すぎる場合は生きることへの問題が生じている状態なので、お金よりも平穏に生きることを選択するのは大事だからです。
ポイント
- 子供を守るための選択:最近では虐待によって幼い子が命を落とすことも少なくありません。あなたの選択で命を救われることだってあります。そんな時は、迷う必要はありません。
- 夫婦間の溝がある家庭で過ごすことは子供にも影響する:そして、浮気などが原因の場合もあるでしょう。好きな気持ちは調整がきかない場合があり、出来心で安易に浮気に走ってしまう人もいます。子どもがいる場合それがストッパーとして反応する人もいますが、状況に関係なく流されてしまう人がいるのも事実です。そのような場合、夫婦関係に傷が出来るのは避けられません。そして何より、その傷は夫婦関係だけでなく子どもにも少なからず影響を与えてしまいます。
- 子供は親の不和を感じ取る:子どもは、母親、父親の異変というのは大人が思っている以上に感じとる才能を持っています。子どもが小さい間だと、まだその雰囲気を感じないままに過ごせるのは、不和の生じた家で過ごしていたらぴももたんにとっては良いことではないかと考えます。
- 子供も事実と向き合う時が来る:大きくなり自分の母親(父親)と向き合う時に、どのように事実を伝えるのかは考慮する部分があります。でも、あなたの選択というのは、家庭不和な状態で子育てをしたくないという子どもの幸せを願ってしたものには間違いないので、その部分は自信を持って伝えればいいのではないでしょうか。結果的に父親(母親)を取り上げてしまうことになりますが。そこは事実とむきあう時がいずれ訪れます。子どもにとっての母親(父親)像をゆがめる必要はありませんが、いずれ会う可能性が少しでもある場合は事実を知る可能性があることを頭にいれておきましょう。
例えば、DVや虐待、飲酒問題。
そのような場合は、今一緒に過ごしていることが子どもにとって不幸です。
貧乏な生活という面では大変な思いをすることもあるでしょう。
でも、貧乏な生活というのは、色々な面で工夫が必要になり、生活力をつけたり、生きる知恵をつけたりそういう部分で成長する可能性があります。
何を子どもが不幸と思うのか、それは子どもによって違います。
貧乏なことを恥じるのではなく、その知恵を自慢出来るような子に育てたいですよね。
3.両親が2人そろっていても子どもが幸せを感じない時があることを知る
シングルマザー、シングルファザーになり子どもを育てている人はいて、その人たちはみんな不幸なのかというと違うからです。むしろ、シングルになった方が幸せという人も多いくらいです。
ポイント
- 親の数で幸せは決まらない:らぴももたんの経験からいうと親が2人いれば、幸せなのかというと違います。親が不仲で喧嘩ばかりだと、家にいるのがつらくなります。両親2人いて楽しいと思えるのは、そこに家族としての安らぎがあるからです。
- 自分にないものを求めてしまうところがある:人間は他の人にあるものが自分にないと、それを求めてしまうところがあります。でも、親が2人いるからといってみんなが幸せでないこともいずれ知ります。そして、あなたがどれだけ愛情を込めて育ててくれたのかということも知ることになります。
大事なのは、親の数ではなくその家庭にゆっくり安らげるような幸せがあるかどうかです。
大人が2人でやっていたことを1人でやらないといけないというマンパワーの問題はあるでしょうが、幸せかという点においては、シングルの人とそうでない人を比べることは出来ません。
両親は2人いないといけないと思ってしまいますがそうではありません。
1人で立派に子どもを育てあげた人なんていっぱいいるのだから。
もし、あなたの親もシングルであなたが寂しい思いをしたというのなら、あなたはどんな部分が寂しいのかあなたの経験から理解出来ますよね。
その経験を生かして子育てをすると、またあなたの親とは違う子育てになるでしょう。
そして、シングルで育てるということを恥じる必要はありません。
シングルで子育てをすることの大変さは、育てたことない人でも想像がつきます。
それをこなそうとしているあなたは、胸をはって生きて大丈夫です。
あなたは自分を責めるよりもしなくてはいけないことは、あなたの愛で子どもをあたたかく包んであげることです。
どちらかが我慢するような関係は夫婦円満ではないということについて以下の記事で詳しく紹介しています。
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4.同じような体験をしている人の意見を参考にする
今は、色んな体験談を本にしたり、blogにしたり、ツイッターなどで公表している人は多く、同じような立場の人の情報を得ることができるからです。
ポイント
- こんな時代だからこそ、同じような思いを過去に経験している人にたどり着くというのも容易です
- 同じような経験をしたからこそ、参考になることはあります
- 離婚後の大変な部分であったり、良かった部分であったりを公表されているので読んでみましょう。
- あなたが想像するだけでは知れなかった、リアルな現状を知ることで考えがまとまったりする可能性はあります。
- そして、質問をすることも容易です。
- 疑問に思うことを知ることが出来るというのは今の時代だからです。
- あなたと同じような思いをしている人が多くいるということを知れるのもいい
1人で悩まずに参考にしてみてはどうでしょうか?
まとめ:旦那(妻)と離婚したい!子供がいるから迷う理由と対処方法
「離婚」というのは大きな問題ですよね。
迷って色々考えるのは仕方のないことです。
そして、離婚を選択した時に巻き込んでしまう「子ども」のことを考えることも当然のことです。
あなたが選択した結果、それが大変な部分もあるでしょう。
でも、あなたも、子どもも笑顔になれる、そんな選択であればいいですね。
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