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応援しているはずの「頑張れ」が人を傷つけてしまうことだってある

「頑張れ!」という言葉は、とっても便利な言葉なため、よく耳にします

私自身もいろんな時に、いろんな場面で口にしたことがある言葉です

  • 「頑張れ!」という言葉1つで頑張れる
  • 「頑張れ!」の言葉1つにうれしくなる

前に進む原動力にもなるような言葉が、「頑張れ!」です。

だけど、逆に「頑張れ」という言葉に心を傷つけられてしまう時だってあるということを知っている人は少ないです。

らぴももたん
この記事では、「応援しているはずの『頑張れ』が人を傷つけてしまうことだってある」ということについて紹介します。

応援しているはずの「頑張れ」が人を傷つけてしまうことだってある

どんな時に「頑張れ」が人を傷つけてしまうのか?

「頑張れ」に傷つけてしまう時

  1. もう、充分頑張った時
  2. 心が疲れきっている時

上記の場合には、応援しようと思って言った言葉に追い詰められる気持ちになり、大きく心を傷ついてしまうことがあります

ではどのような状況なのかは、以下に具体的に解説します。

もう充分に頑張った時

らぴももたん
すっごく自分が頑張って、頑張って、頑張り切って、これ以上頑張れないよという時を想像してみてください。どうですか?

もう、そんな時は、限界がギリギリの状況になってしまっています。

具体例

  • 一生懸命頑張った試験に不合格だった時
  • 一生懸命努力した入試で失敗した時
  • 頑張っているけど、仕事で成果がうまく出せなかった時
  • 努力はしているけれど、夫婦関係がうまくいかない時
  • 限界まで一生懸命練習をしたけれど、レギュラーになれない時

解決するためや、達成するために努力をし、十分に頑張ってきた思いがある人に、さらに「頑張れ」というのは酷なことですよね。

頑張れと言われた人の気持ち

「これ以上何を頑張ればいいの?」

「今まで頑張ってきた自分のことを否定されている」

「今までの努力を認めてもらえていないの?」

頑張れと声をかけた人は、頑張れと言われた人がこんな気持ちになってしまっているなんて思っていません。

だから、頑張れと声をかけてしまうのですが…。

自分の力を出し切り、充分頑張っていたとしても結果に繋がらないことというのは、いっぱいあります。

限界まで頑張った人に頑張れと声をかけてしまうと、今まで頑張っていた自分さえも否定されてしまう気持ちになり、とても辛くなってしまいます。

心が疲れきっている時

らぴももたん
うすでに頑張れないような状況にない人はどうでしょうか?

頑張れと声をかけることさえためらってしまうような状況ですよね。

そう感じる通り、このような状況では「頑張る事よりも優先する事」があるからです。

心が疲れ切っている状況

  • 悲しく精神的にショックなことがあった時
  • 体が動けないくらいに疲れきっている時

疲れきっている人を見ると、「早く元気になって欲しいな」とお節介ながらに思ってしまうことがあります

決して、その人を追い込もうとしているわけではないけれど、元気になって欲しいなという思いもあり、「頑張れ」と声をかける人もいるでしょう。

疲れ切ってしまう状況は「必要な時間」

ですが、疲れ切って、動けない、何もできない時間というのは、とても大事な時間でもあります。

必要な時間

  • 自分の中に溜まっている嫌な気持ちを吐き出す時間
  • しっかり休養をとる時間

動けない状況というのは、無駄な時間に思われてしまうこともあります。

ですが、また再び元気になるためには、必要な時間なんですよね。

そんな時に、「頑張れ」と言われて無理をしてしまうとどうなるか?というと、心や体の健康を損なってしまいます。

無理をして頑張るのはよくない

「頑張れ」と応援するよりも大事なこととは?

頑張ってきたことを認める

では、あなたが「頑張れ」といつもなら声をかけてしまうような場面で、どのようにすればいいのでしょうか?

しっかりと努力をしてきたところに、注目しましょう!

結果が全て?

そのように言う人もいます。

どんなに頑張ったとしても、結果に結びつかなければ無駄になる。

そのように表現する人や、そのように思ってしまう人もいますが、本当にそうでしょうか?

結果が思うようにいかない時に、そこに至るまでの努力は嘘だったのか?

  • しっかり努力してきたことは本当のこと

その頑張りも全てが無駄なものではなく、次に活かせるものでもあります。

だったら、その頑張りを褒めていいのではないでしょうか?

よくここまで、頑張ったね!

今まで努力した過程をしっかり認めましょう!

結果はどうあれ、「頑張った」ということを認めて欲しい気持ちを満たすことが、まずは大事

ゆっくり休むようにアドバイスする・話を聞く

らぴももたん
心が疲れきっている時には、話を聞いてあげて、ゆっくり休んでねでいいんです。

「頑張れ!」はもっと先の話で、もう少し元気が出てきた時なんですよね。

今はゆっくり心や体を休めることを優先することが大事

頑張れなんて簡単に言ってしまいそうになりますが、ゆっくり休めるようにアドバイスをしてあげましょう。

そして、話ができる状況であるのなら話を聞いてあげましょう。

頑張れない時があったっていいんです。

その頑張れない時間こそ大事にすることが、次への一歩に繋がるのではないかと思います。

応援したい気持ちがある人は、頑張れない時があることを知る

人は常に頑張れるわけではない

らぴももたん
どんなに結果を残している人も、常に頑張り続けているのかというと違います。オンとオフをしっかり使い分けているから結果を残せるのです。

人は常に頑張れるわけではなく、しっかり休める時間があるから頑張れるパワーが出てくる

心が疲れきり、体が疲れきり、頑張る余力もない人が、頑張っている姿というのは見ている方には辛いものがあります。

「頑張れ」と言える状況にないような状況の時には、「頑張れよりも大事なこと」がある

人は常に頑張れるわけではなく、「しっかり心も体も休めること」を両立してこそ頑張れます

そのことを知った上で、人を応援するようにしないとあなたの「頑張れ!」が追い詰めてしまうことがあります。

まとめ:応援しているはずの「頑張れ」が人を傷つけてしまうことだってある

らぴももたん
この記事では、「応援しているはずの『頑張れ』が人を傷つけてしまうことだってある」ということについて紹介しました。

人は自分が頑張り切った思いがある時。

もうこれ以上は頑張れないと思うほどにやり尽くした思いがある時。

心が疲れ切っている時。

このようなときには、「頑張れ」と言われると、心が折れてしまいます。

常に結果が伴えばいいのですが、そうならないことの方が多いのが現実の厳しいところです。

それでもやり尽くすほどに頑張った自分については、認めて欲しいものです。

少し心と体を休めて、また頑張るパワーが出てくるのを待ちましょう。

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