「好き、好き」言っていた人が、「もう、好きじゃなくなった」なんて話はよくあること。
「大好きすぎて毎日会いたい」なんて思っていた人の顔をもう2度と見たくないなんて思う極端な変化だってあるんですよね。
それとは反対に、「この人のこと嫌い」なんて思っていた人のことを大好きになることだってやっぱりあります。
そう、人の気持ちは良くも悪くも変わちゃう。
人の気持ちが変わるのはどうして?それは見えてた世界に関係がある!?
人の気持ちが変わるのは、見えている世界が狭すぎたから
ただ、見えていた世界が狭すぎたがために、知らなかっただけに判断がずれてしまっていたなんてことはありますよね。
私もそうだけど、人の全体的に捉えるのって本当に難しい。
自分のことなのに、「今どう思っているのか?」「今やりたいことはなんなのか?」さえ見失ってしまうことだってあります。
自分のことさえよくわからないのに、人のことをどんな人なのか理解するのが難しいのは当然です。
ポイント
【1つの場面だけを見る】
- ただ口調がきつめなだけなのに、性格も意地悪な人なのかななんて思ってしまう。
- ニコニコして話している様子を見て、優しい人だなと感じる。
【違う場面を見る】
- 困っている人を助けているような場面を見て、「そんな優しいところもあるんだ」なんて気づく
- 友達に対して暴言を吐いている場面を目撃してしまい、びっくりする。
人は見えている世界でものを判断するところがあります。
見えている世界が狭すぎるために実際のその人とは違う人として捉えてしまい、勝手な思い込みで「こんな人」と決めつけてしまうなんて問題も秘めている。
だから見えてた世界が広がり変化すればその人のイメージも変化するのは当然ですね。
本当はただ知らなかっただけ
あなたの気持ちが大きく変わってしまったような気持ちになりますが、そうではなく、見えてる世界というのがとても小さすぎた為に判断にミスが生じてしまっただけのことなんですよね。
お互いに見えている世界が広がる
見えていた世界が広がっていくということが、あなただけでなく、相手にも起こります。
あなただけでなく、相手も変化しているから相互作用で更に大きく変化したように感じてしまうんですよね。
ポイント
- 思ってた人よりも、良い人だと思えば、更に好きになるということがお互いに起こる。
- 思ってた人とは違い嫌な人だと思えれば、関係に距離ができるということがお互いに起こる。
最初に思っていた気持ちが好きや嫌いの強さが強ければ強いほど、気持ちに変化が生じたように感じてしまうんですよね。
それが、お互いに変化していくのだから、更に仲良くなったり、更に険悪になったりその速度も加速するということだってあります。
そのために、大きく変化したように感じてしまいますが、ただ見ている世界が広がりお互いに影響しあっているだけなんですよね。
年齢と共に見えている世界に変化が生まれる
同じように考えて、思っていたことも、立場や役割が違えば変わってしまいます。
具体例
【学生時代】
- 朝までみんなで飲んで騒ぐのが楽しくて、集まれば朝まで語りあったのが楽しかった
【既婚者になった】
- 夜遅くまでみんなで飲んで騒ぐことよりも、家族の顔を見たいし、家に帰ってやることがある
独身なのか、既婚者なのかというのは、大きな考え方の違いを生みます。
また、社会的な立場によってもやらないといけないことというのは変化しますよね。
学生の時のように同じような立場で笑いあっていた時期のように過ごせないということは、お互いの立ち位置が微妙に違ったりするから当然起きてしまうんですよね。
それは、心が大きく変化してしまったように感じますが、立場が変わったことで大事なものの優先順位が変わっただけの話なんです。
優先順位が変わると、見えている世界にも変化が生まれるし、本人はそれほど変わった意識がなくても発言が変わります。
人の気持ちが変わるのは仕方ないから、どうすればいいの?
「今」を大事にする
見えている世界や、立場に変化が生まれるなんてことは生きていれば当然起きることで防げない。
だったら不安でしょうがなくなってしまいますが、それは見えている世界の変化なので止めようがありません。
- 「あの人の気持ちが変わってしまうかもしれない」
- 「私はあの人のことを嫌いになってしまうかもしれない」
なんて心配して生きていても、どうなるか先のことなんてわからないんですよね。
ビクビク先のことを心配して生きるのもいいですが、どうなるかわからないことを考えるのってアホらしいとは思いませんか?
だったら、
ポイント
- 今自分が大事だなと思うことを優先してやるしかない。
いろんなことを気にして、やりたいことができなかったなんて後悔するくらいなら、自分が大事と思う「今」を積み上げていく。
今を大事にして過ごしていると、「もう少し先がある」なんて思って横着をして生きている時とは違う生き方になります。
また、わからない未来を不安になることもないんですよね。
誰が何を言ったとしても自分のままを好きになる
- 自分のことを「大好き」って言ってあげれる最高の人は、「自分」
他の人からではないんですよね。
ナルシストみたいで嫌だなと思うかもしれませんが、自分が嫌いと思っているよりもナルシストの方が自分の活かし方を知っています。
他の人からの評価と自分の評価がずれてしまっているからナルシストなんて言われてしまうんですよね。
- 他の人の評価がいつも正しいとは限らない
- 人の評価も変化する
だったら、ナルシストなんて言われてもいいじゃないですか。
自分のことを大好きな人と、自分を嫌いって思っている人。
自分の良い部分を知っているのは、自分のことを大好きな人です。
- 自分の良いところをしっかり知っているというのは、あなたとして生きてく中で大事な能力
誰に何を言われたとしても、自分として強く生きていくには、まず自分の良いところを知っておかないとダメですよ。
人の気持ちは変わる
人のぶれた感情に振り回されないためには、しっかり自分を保つことが大事
どんな側面を見られて、どう自分が判断されたとしても、あなたがあなたのことを大好きだったとすれば、きっと自分を輝かせる生き方がわかるはずです。
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まとめ:人の気持ちが変わるのはどうして?それは見えてた世界に関係がある!?
残念だけど、人の気持ちは変わってしまう。
だから不安になったり、自分でも自分がよくわからなくなってしまったりする。
だけど、それは、自分の見えている世界が狭かったり、広がったり、変わったり…そんなことに影響されている。
ガラッと変わってしまったかのように見えるけれど、そうではなく見ているものがただ増えただけなんてことも多い。
たくさん知ってもそれでも「好き」「更に好き」なんて思える関係を築けるためには、「今を大事」に生きて、自分が自分のままを好きになるってことは大事。
どうせなら、よりあなたを知ることで深くはまってしまうような魅力で魅了できるような人になりたいですね。