わたしには、2人の息子がいます。
「子供の悩み」というのは多岐に渡りますよね。
時に深刻で、時にそんなことで悩んでいるんだと可愛く思ってしまうものまでいろんなものがあります。
そんな子供の悩みを親が知るためには、子供が日頃からなんでも話せるような空間作りが大切です。
子供の悩みを知りたければ、相談しやすい環境作りが大切
相談しやすい環境を作ることで、子供は悩みを相談しやすくなる
子供はなんでも話してしまって困っちゃう時期もありますが、自分の悩んでいることの全てを親に話してくれるとは限らないです。
では、どうすればいい?
親に相談してよかったと思える体験を積み重ねる
親に相談してよかったと思えることは、とても大切です。
- 親に悩みを相談することで心が楽になった
- 悩んでいることを隠していたけど、親に話したことで安心した
- 自分でとりあえずなんとかしようと模索していたけれど、親に相談したから名案が浮かんだ
どんなに良い関係ができていたとしても、子供というものは親を大事に思っていて、その悩みに親を巻き込みたくない、傷つけたくないと思うことだってあるんですよね。
そんな子供の思いは嬉しいですが、やはりいざという時には頼られる存在でありたいと親の立場からは寂しく思ってしまいます。
そのためには、「相談してよかった」「1人で悩まなくてよかった」「安心できた」と思えるような相談しやすい環境作りが大切になってきます。
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子供の悩みを相談しやすい環境作りとはどういうものか?
親自身が相談しやいタイプになる
親に相談した時に、相談してよかったと思えるかどうかというのが大事です。
子供の相談内容によっては冷静に聞くことが難しい場合もあるかもしれません。
ですが、あなたは以下のような対応をしていませんか?
相談しにくい具体例
- 子供が悩みを相談したことで、親が感情的に怒ってしまう
- 子供が悩みを相談したことで、親がオロオロしてしまう
- 子供が悩みを相談したことで、過激な対応を取り、子供が困るような行動をしてしまう
- 子供の悩みを聞かれたくない人に言ってしまう
こんな対応をされたら、相談しようなんて思えないですよね。
子供が悩みを打ち明けてくれた時に、情緒不安定な対応をしてしまうと、相談したことを後悔してしまいます。
相談してよかったという気持ちになるためには、相談した時に親が感情的なったり、不安定にならないということが大事です。
子供の不安を取り除けるようにするためには、安心感で包んであげるような対応を心がける必要があります。
子供の悩みを正確に知るには
- 冷静に聞く
- 耳を傾ける
子供が相談しやすい環境作りのためには、親自身が相談しやすいタイプになることが大事です。
親以外にも子供が悩みを相談しやすい人がいる
親とは別に信頼できる存在の人がいるというのは、子供の心の安定には大事なことだからです。
具体例
- 悩みができた時に話すことのできる友達がいる
- 悩みができた時に相談することのできる兄弟姉妹がいる
- 悩みができた時に話を聞いてくれる祖父、祖母がいる
- 悩みができた時に頼りになる先生がいる
- 悩みができた時にアドバイスをくれる先輩がいる
親が、子供を支えてあげるというのはもちろん大事です。
ですが、親との関係が不安定になりやすい思春期のような時期には、親だけで子供との関係を維持するというのは無理な時もあります。
重要
素直に悩み相談できる人が、子供の身近にいる
もちろん、関係性が良好な時に親がサポートすることは大事です。
ですが、親が関係性をとれない時には、いろんな人にサポートして貰えばいいのではないかと私は思います。
親からすると、「え!」と思うような角度からのアドバイスもありますが、それも子供にとってはいいことなんですよね。
親とは違う角度からのアドバイスに触れることも大事です。
そして、直接相談をされなくても、相談したことを話してくれるような環境を作ればいいんです。
例えば、「今日ね、〇〇君に△△について相談したら、いいアドバイスをくれたんよね。」という場合もあります。
親が悩み相談を聞かなくても、悩みがわかりますよね。
子供が悩みを相談しやすい環境を作るためには、親以外にも子供が悩みを相談しやすい環境があることは大事です。
親の悩み相談をする
親が子供に悩み相談をしてみましょう!
深刻でシビアな夫婦の関係とかそういうものではなく、もう少し軽い悩みなら子供の名案を聞くことができるからです。
具体例
- 小学校の役員で大きな役をやることになってしまったけれど、「ママにできるかな?」なんていう軽い悩み
- 「新しい自転車を購入するか、今の自転車を修理して乗り続けるかどうしよう?」なんていう日常に潜む悩み
親が気軽に相談をすることで、相談をしやすい雰囲気作りをすることも大事です。
- どんな風に相談すればいいのかの見本にもなる
- 親が気軽に色々聞いてくるから、子供も同じような感覚で言いやすくなる
相談をする内容は、そんな大したことない軽いものがいいです。
ただし相手は子供なので、父親や祖父や祖母関係の生々しい悩みで子供を傷つけてしまうようなものはやめましょう。
注意
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子供に聞かせても大丈夫な悩みや相談なんてうじゃうじゃありますよね。
素敵なアドバイスをもらって、子供に相談してよかったと思えるのと、そんな意見を持っているんだと子供の成長を感じたりして感動することもありますよ。
親が子供に悩み相談をするのも、子供の悩みを話しやすい環境作りにつながります。
メリット
親だって悩みがあることを知ることができる
子供には、親の完璧な姿だけを見せたい人はいると思います。
ですが、悩むことは普通のことですよね。
子供には、その普通の姿というのは積極的に見せていった方がいいと私は考えています。
あえて、親が子供に軽い悩みを相談することで、悩むことへの罪悪感のようなものや、隠さなくていいということを知ってほしいと思います。
まとめ:子供の悩みを知りたければ、相談しやすい環境作りが大切
子供が悩みを相談してよかったと思える体験が多いと、子供が親に相談をしてくることが増えます。
全てを話すことはないかもしれませんが、「ほんの一部でも子供のことを知っているというのは子供を理解することの強み」になります。
そのためには、子供が話をしたいなと思えるようなあなたの安定した関わりというのも大事です。
そして、あなたがその役割を取れない時期には、子供の周りにいる人たちのサポートもうまく活用しましょう。
子供の心を乱すような悩みがないといいなと思う一方で、その悩みを解決して大きく成長してほしいなという思いもあります。
子供の悩みを知るメリットは、深刻な悩みへの早急な対応ができることにあります。
深刻で助けのいるような悩みを見逃さないためにも、日頃から子供が悩み相談をしやすい環境作りを意識して心がけたいですね。
「うちの子供は悩み相談してくれないのから全然わからない」なんて思うところがある人。
子供の問題と捉えずに、まずはあなたの子供への関わり方も見直して見てはどうでしょうか?
相談しやすい環境が出来ると、こちらから聞かなくても勝手に話してくれるようになり、日々の子育てをサポートしてくれますよ。
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