わたしは、母親になり14年になります。
そんなわたしですが、わたしの母親世代から見れば、まだおこちゃまぐらいの経験しかありません。
それぐらいなわたしの経験から言えることはしれています。
ですが、それでも日々の経験からわかったこともあるので、「良い母親になりたい」と思う人の参考になればいいなと思います。
【子育て】子どもにとって良い母親とはどんな人
子供にとって良い母親とはどんな人かというと、以下の5つです。
子どもにとって良い母親とは
- 子どもに愛情を持って接している人
- 子どもが出来ないことばかり、出来るようになることばかりにこだわらない人
- 子どもの話を聞く人
- 完璧すぎることを子どもにも自分にも求めない人
- 子どもが悪いことをした時にしっかり対応をする人
上記の5つが子供にとって良い母親と言えます。
以下に具体的に解説していきます。
1.子供に愛情を持って接している人
子供が親から一番欲しいものはなんだと思いますか?
子供が一番欲しいもの→「親からの愛」
他が色々出来なくてたとえ不器用だったとしても、そんなことはいい。
そんなことよりも大事なことは・・・。
「愛情」を強く持って子供に関わること
あなたが、それができるのだったら、他がどんなにできなくても「良い母親」と言ってもいいと私は思っています。
こんなときもある
- 育児ノイローゼで子供が愛せない
特に子供が小さく手のかかる時期は、ママとしても新米でわからないことばかりです。
「子供と一緒に過ごすことに疲れちゃう」なんてこともあります。
それは人間なので仕方がないことです。
1日も手を抜かずに愛情を持って育てるということは、すべての人が出来ることではありません。
でも、以下のようなことを思う時があるのでは?
こんなことを思えば良い母親
- 自分の子どもの成長を心配する
- 友達からいじめられていないかな?と思う
- 自分の子どもの性格で大丈夫かな?なんて思ったりする時がある
上記のように考えるのは、「全て子供のことを思う愛情からくるもの」ではないでしょうか?
子どものことを考えて心配に思う気持ち、そこには親としての愛があります。
そんな気持ちがあれば、あなたは良い母親の第一歩を踏み出してます。
愛情をもう持っているのだから、余裕のあるときに愛情を持って接することを心がけてみましょう。
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また、兄弟姉妹がいるご家庭では愛情に差をつけないということも大事です。以下に具体的に説明しています。
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2.子どもが出来ないことばかり、出来るようになることばかりにこだわらない
子どもの出来ないことばかり、出来ることばかりにこだわらないというのはどういうことかというと・・・。
他の子供と比べるのではなく、その子の成長を見るということ
他の子供と比べてしまうと、出来ないことに目がいってしまいます。
親というのは、常に心配性な生き物だから仕方がない部分なのかもしれません。
わたしも親になり、心配性を発症させまくりの自分に自分で困ってしまいます。
ですが、その心配性が時に功を奏して、子どもの問題を早期発見ということになるので、困ったばかりではないのも事実ではあります。
でも、そればかりだと、子どもも、親であるわたしも疲れてしまいます。
その子のペースで、人よりも遅れてでも成長しているのであれば良し!くらいの大きな心で見守る
そして、出来ないことを出来るようになることだけに執着しないことも大事です。
執着しなくてもいい例
- 歩くようになる時期
- ことばを発するようになる時期
- ママやパパから離れられるようになる時期
成長として問題になるようなものでないなら、子供がある程度大きくなればその差なんて問題ありません。
具体例
・長男:1歳2ヶ月でやっと歩き出した
・次男:9ヶ月には歩いていた
5ヶ月の差があるので大きな差のように思いますが、だからと言って次男の方が歩く面で優れているかというと、兄弟に差なんてあるか?というと「ありません」。
医療機関にかからなければいけないくらいの問題ではない場合は、わずかな差に一喜一憂しなくても大丈夫です。
それよりも、その子の成長に目を向け、何ヶ月で歩いたとかではなく、歩けるようになったことに喜ぶのがいいと思いませんか?
良い母親は、出来ることばかりにこだわらないし、その子の成長を見ています。
だからこそきめ細やかな我が子の成長に気づけるのです。
3.子どもの話を聞く
自分の話に興味を持ち聞いてくれる人がいたら、あなたは嬉しくないですか?
子供だって、同じです。
自分の話に興味を持って聞いてくれる人のことは大好きになります。
ですが、
子供は親が話しかけたからといって、必ず返事を返してくれるわけではない
多くの親は、子供の話を聞いてあげたいとは思っています。
だけど、子供は自分の話をしてくれないから話ができないなんて思ってしまっている人もいます。
問題
子供が話をしたいタイミングや内容ではない
子供が話をしてくれないと思っている人の中には、親が話しかけているタイミングや、会話の内容が子供の話をしたい内容ではなかったという問題があります。
注意ポイント
- 子供は根掘り葉堀り聞いて欲しいわけではない
- 子供が話を聞いてほしいタイミングや内容がある
母親をしていると思うのですが、とっても忙しいです。
毎日、毎日忙しい中で、子供の話に耳を傾けるのは難しすぎます。
ですが、難しいと思う人は真面目に考えすぎです。
- 用事をしながら子供の話を聞く
- 「へぇ」「それで」と軽く相槌を打つ
- 子供の目をしっかり見ていつも話を聞かなくてもいい
子供の話を聞くのにいろんなルールがありそうです。
ですが、そのルール破ってしまっても大丈夫なものもあります。
守るために自分を追い込んでしまっているのでは意味がありません。
私は子供の話を聞く時に用事をしながらでも、子供の目をしっかり見なくてもいいと思っています。
それでも、子供は話を聞いてくれていないとは思いません。
子供のはなしたいタイミングで、話したいことを話題にしている時は、親が用事をしていることや、目が自分を見ていないことなんて気にしていません。
さすがに、作品について話をしている時に、その作品を全く見ないということはできませんが、たまに目があうくらいでも何も問題はありません。
具体例
わたしが、お皿洗っている時に話したいことあったら、キッチンまできて子供が話をしたい内容を話にくる。
時々、子供の方を見ながら私は皿を洗い続けている。
子供との会話は、今子どもが何を考えているのか知るのに役立っています。
そして、何より色んな情報を教えてくれるんですよね。
子どもがいつでも話してくれる環境を作っているから、子どものことを良く知れる。
そんな人は良い母親ではないでしょうか。
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4.完璧すぎることを子供にも自分にも求めない人
完璧な人間なんていません。
それを知ることは、とても大事にことです。
注意ポイント
親が完璧だと思っている場合
親の考え:全て正しいと思ってしまう
実際 :親だって間違えるし、失敗することがある
間違えたり、失敗することは、人間なら当然のことです!
間違えたっていいし、間違った後どうするのか行動で教えることそれも大事です。
間違ったら「ごめん」って素直に謝ることは親になっても大事だし、そんな人でいたいなと思います。
問題
完璧を目指すあまりに、気づかない間に子供に負担をかけてしまう
それでは、誰のために完璧を目指しているのかわからなくなってしまっています。
子どものために良い母親になりたい人はどうですればいいのでしょうか?
子供のために、自分の完璧でない姿を見せる
例えば、失敗に対して臆病になってしまう子はわたしの周りにも多いです。
- 失敗するようなことは最初から挑戦しない
- 自分のできると思うことだけに挑戦する
- 失敗は恥ずかしいことだと思ってしまっている
これでは、子供の持っている良さが消えてしまっていますよね。
間違っても、失敗してもたいしたことないと知っていると、行動するパワーになる
失敗してもへこたれない親の姿が気持ちを後押しすることになるんですよね。
そして、間違えない人、失敗しない人は誰一人いないということを知るのも大事なことです。
注意
親であるあなたの意見が全て正しいとは思わないことが大事
これは本当に大事です。
自分がすべて正しいと思っていると、相手にもちゅうちょすることなく考えを押しつけてしまいます。
でも、すべてが正しい人なんていない。
完璧だと思っているけど、考えが足りなかったなんてことはあり得るんです。
- 親という圧倒的に強い立場を利用しない
- 子供といえども、一人の人としてしっかり尊重した関わりをする
そのためにも、まず、自分が完璧でなくて、間違うことがある人だということを知ることが大事です。
そうすれば、人の過ちににも失敗にも寛容になれます。
そして、〜しなけれだ、〜しなくちゃと思いこまないことも大事です。
人は間違う生き物なのだから。
完璧すぎることを子供にも自分にも求めない人は、子供にいろんな機会を提供できます。
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5.子どもが悪いことした時にもしっかり対応する人
未熟でまだ成長過程にある子供は、悪いことの判断がままなりません。
自分でしっかりと責任が取れるまでは、親はしっかりと子供を見守り対応していく必要があります。
それは、親としての大きな役割の一つです。
ですが、自分の子どもが悪いことをしたことを見たくないという人はいます。
でも、やはり悪いことをした時には、そのことについてしっかり対応する必要はあるし、その姿を子供に見せるというのは大事です。
- 理由もはっきりないこともあるでしょう。
- ついできごころということもあるでしょう。
その内容にあわせてやっぱりしっかり対応しないといけません。
例えば、まだ小さな子どもにはガラスのコップは扱いにくく割ってしまう…という場合は。
子どものせいではなく、ガラスのコップを使うのがまだ早かったというだけなので怒りません。
ただ、ガラスは割ると危険ということがこの時教えれると思うので…そのことは伝えます。
このように、子どものせいでない場合もあるので、それは環境を整えてあげるのが大事です。
また、まだ小さくてわからなくても他の子どものものを取ってしまった場合。
それは、わからないから仕方ないのではなく。
子どもがわからない時期は、親がしっかり見ておく必要があります。
そしてしっかり子どもの代わりに対応する。
奪い取ってしまったものをすぐに返し、親として「ごめんね」と伝えることは大事です。
そして、「人のものは取っては駄目よ」と子どもに教えることは大事です。
その年齢によって、わかるわからないや対応の違いはあります。
すべてが怒声をきかしておこることばかりではありません。
でも、しっかり対応することは大事です。
子どもにとって良い母親としてあなたの理想の母親像と注意点
あなたの理想の母親像
- 母親世代が理想の母親像
- 同世代が理想の母親像
わたしは、理想の人をイメージするのはいいと思いますが、その人になろうとするのはあまりおすすめしません。
それは、やはり違う人だからです。
真似出来る工夫点や、技なんかを盗み取る。
そんな風に近づくのはいいかもしれないですね。
1.母親世代の人が理想の母親像な人の注意点
もう母親業を一通りこなしてしまった人なので、自分と差があって当然だからです。
母親や義母もあなたと同じ歳の頃は、あなたと同じように戸惑うことも多かったでしょう。
それは、母親や義母にとっても子育ては初めての体験だからです。
でも、今はそんな姿がありません。
そこで勘違いして、今の自分と、今の母や義母とを比べて「自分は駄目だな。足りないな〜」なんて思ってしまう人がいます。
母親や義母を目標にするのならば、すぐになろうと思うのではなく、最終的に、たどりつくくらいの大きなゆったりとした目標にするくらいにしましょう。
まだ、あなたが母親や義母の歳になるには何十年もあります。
何十年もかけて母親業を極めた人に数年で追いつけるわけがありません。
経験値が違うということを忘れないようにしましょう。
2.自分と同じ世代が理想の母親像な人
あなたとあまりかけ離れたタイプの人でなければいいのですが、あなたのタイプ的に理想の母親になるにはかなりの努力がいる場合、心が疲れてしまいますよね。
同世代だからこそ余計に同じように出来ないと自分を追い込んでしまう人もいます。
でも、今まで人それぞれ成長速度や得意なことが違ったように子育ても難なくやってしまう人もいます。
そして悩みの少ないタイプの人がいるのは事実です。
育児を楽に出来る時短技や何か工夫点なんかがあるのかもしれませんね。
その人になることを目指すのではなく、工夫点なんかを教えてもらうのもいいですよ。
子育てがうまい人は、楽に出来る何かを持っています。
そういうミソになるようなものを教えてもらって、自分の子育てに生かしてみるのもいいですね。
あなたとタイプが違うといういうことを忘れないようにしましょう。
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まとめ:【子育て】子どもにとって良い母親とはどんな人
良い母親と呼ばれる人はどんな人でしょうか?
それは、子どもが「私のママが一番」と言ってくれているなら、あなたでいいんです。
子どもにとって一番大切な愛情を持って育てている証拠です。
あまり肩に力を入れすぎず、こうしなきゃ、あ〜しなきゃなんて自分をしばりつけすぎないようにしましょう。
あなた以外の人も、沢山の人があなたの子どもを育ててくれます。
そして、いつか振り返った時。
「私は子どもために何をしたのかな???」って思う。
それくらいが子育てにはちょうどいいんです。
親が出来ることは、いつも変わらない愛情をもって育てることと見守ることそれくらいです。
子どもの人生の脇役で生きていく。
それが出来たらOK。
そんな気持ちで息子たちに関わっています。
そして将来「変わったママだったな〜」なんて息子たちの話題に出没出来れば本望です。
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