らぴももたんはポトスが大好きで、実際に水差しでポトスを増やした経験があります。
今回は、ポトスの水差しの仕方が知りたい人にむけて、「ポトスの水差しの仕方について」紹介します。
ポトスを増やそう。水差し編
ポトスを水差しで増やす
水につけておきしばらく待つということになります。
剪定で気をつけることについては以下の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてください。
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ポトスの水差しをする場合は、気根と葉っぱ一枚のセットになった苗を使います
気根(茶色のちょろっと伸びているもの)がないものや葉っぱが一枚もないものは水差しにはむいていません。
それは、気根から新しい根が伸びてくるためであり、葉っぱは光合成をするのに必要になるからです。
気根と葉っぱ1枚のセットのものを使用します。
水差しに使うものは、葉っぱをあまりつけていないものにする
それは、葉っぱがたくさんあると、葉っぱまで栄養をあげるのにも力を使ってしまうためです。
葉っぱに栄養をあげてしまうのを避けるために葉っぱは最小限の数がいいです。
つまり、根を出すということに集中させてあげたいからです。
水はできれば毎日、もしくは3日おきにかえる
水はそのまま放置しているとどうしても腐ってしまいます。
水道水なら大丈夫と思われている人や、水を交換しない方がいいなんて人もいるようですが、水が腐るとどうしてもポトスにも影響してしまうのです。
水は3日おきくらいには最低でも交換することを、らぴももたんは推奨しています。
毎日交換できるのであれば、毎日の方がいいです。特に夏場は水が腐りやすいので気をつけましょう。
時期は暖かい時期に行う
真夏の超暑いときというのは避けて、暖かい時期にしてあげるとポトスに負担が少ないです。
ただ、あまりにも暑すぎたり、寒い時期というのは、らぴももたんたちの体がしんどいのと同じように、ポトスにとってもしんどい時期なんですよね。
時期を間違えてしまうと、根腐れの原因になったりしてしまいます。
それは気をつけましょう。
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ポトスを増やすための水差しはどれくらいで根が出る
2週間くらいすると根が出てきます
写真は、らぴももたんが1週間ほど前に剪定したものを水差しにして実際に育てているものです。
1週間くらいでかわいい白い根が気根から伸びているのが確認できます。
発根を早くしたい人は、メネデールを使う
らぴももたんも、液体肥料(メネデール)を使用しています。
メネデールは、簡単にいうと植物のサプリメントのようなものです。
ただ、このメネデールを使用するときには注意点があります。
ポトスの挿し木は液体肥料を使用しなくても根を出してくれます。
それくらい、生命力モリモリなんですよね。
だからかえって液体肥料の与えすぎてしまい根を腐らしてしまうというということもあるくらいなんです。
メネデールを使用する時には、ごく少量使うことを意識してください。
基本は100倍に薄めたものを使いますが、一度薄めたものは保存できないので使い切るようにしてください。
水差しからのポトスをハイドロカルチャへ植え替える
そのまま育てたいと思われる方はそのまま水差しで育ててもいいです。
ただ、らぴももたんの個人的な感想ですが、水差しのポトスは、土で育てるポトスに比べると元気がなくなりやすいのかなという印象があります。
そのため、ハイドロカルチャーや土に植え替えるのがいいですよ。
用意するもの
・水差しにして根を出したポトス
らぴももたんは、2本同時に剪定して水差しにしていました。
そのうちの1本をハイドロカルチャー用にします。
・ハイドロボール(中粒)
購入する時は、粒の大きさもしっかり選択するようにしてください。
小粒でもいいのですが、ハイドロボールは使用する前に一回洗うので、あまり小さいものよりも中粒くらいのものが扱いやすいです。
大粒だとポトスには大きすぎる印象があります。
・根腐れ防止剤(ミリオンA)
根腐れ防止剤として鉢の底にひいて使用します。
他にも不純物を吸いつけて水を清潔に保つ働きもあるので、水替えの回数を減らしてくれます。
ハイドロカルチャーでは底に穴のないガラス容器などで栽培することになるので根腐れを防ぐのは大切です。
・液体肥料
容量はしっかり守って使ってください。
あげすぎてしまう人の方が多いので気をつけてください。
・底に穴のない容器
らぴももたんは、透明なガラス容器を利用する方がおしゃれに仕上がると思っています。
また、水の管理がしやすいです。
・水位計(透明ではない容器で栽培する場合)
ただ、透明でないもので育てようとしているのであれば、水がどれだけ入っているのかわかりにくいので水位計があると便利です。
・スプレーボトル
そのときには、スプレーボトルがあるのと便利です。
葉水については以下の記事で詳しく書いているので、こちらを参照してください。
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ハイドロカルチャへの植え替えの方法
- 根腐れ防止剤を容器の1/4ほど入れる。
- ハイドロボールを1/3ほど入れる。
- ポトスの苗を真ん中に立てて、その周りにハイドロボールを容器いっぱいより少し少なめくらいまで入れる。
- 水を1/4入れる。
- 葉水もあげる。
上記の手順で植え替えをします。
液体肥料は、水やりをするときに一緒にあげますが、容量をしっかり守りましょう。
くれぐれも与えすぎないようにしましょう。
また、水は、容器の水が空っぽになってから行います。
葉水はこまめに、特に夏場はした方がいいです。
ポトスを増やすための水差しを土に植え替える
ハイドロカルチャーへの植え替えを説明したので、次に土への植え替えの方法を説明していきます。
用意するもの
・水差しにして根を出したポトス
私が実際に水刺しにしていたポトスの苗です。
・土
この土の良いところは団粒状になっていて排水性が高いのと、保水性があるところです。
このちょっとした構造の違いというものが、ポトスの成長を左右するのだから土は大切ですよね。
団粒構造の土については下記の記事で詳しく紹介していますので、気になる方はこちらを参照してください。
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・鉢底ネット
植木鉢の穴が空いている部分に鉢底ネットをします。土や石が底から流れ出るのを防いでくれます。
・鉢底石
植木鉢の底に鉢底石を根腐れ予防に敷き詰めます。代用としてハイドロボールの大粒などを利用しても大丈夫です。これは忘れずに必要です。
マメ知識ですが、キッチンで使用する排水ネットに鉢底石を入れて使用すると、次の植え替えなどの時の作業がやりやすくなりますよ。
また、ネットに入った状態で売られている鉢底石もあります。
自分にあったものを選んでください。
・スプレーボトル
ハイドロカルチャーの時の同じになりますが、葉っぱに水をあげる(葉水)時に霧状の水をあげます。
スプレーボトルは、ポトスを育てるのには1つはあった方がいいです。
・ジョウロ
先の細いタイプのジョウロがあると水を入れるのがやりやすいです。
1Lくらいまでのサイズがらぴももたん的には使いやすいと思っています。
・植木鉢
お好みの植木鉢を用意してください。
最初は、まだ苗も大きくないので、あまりにも大きいものはよくないです。
私は、ちょっと大きいサイズで実際に育つか試してみたことがありますが、普通に育ってくれました。
少しくらいは許容範囲があるように思います。
土への植え替えの方法
1.鉢底ネットを植木鉢の穴の部分におく(大きい場合は穴の大きさよりも大きめでカットする)
2.鉢底石を植木鉢の1/4ほど入れる。
3.土を1/3ほど入れる。
4.ポトスの苗を真ん中に立てて、その周りに土を植木鉢いっぱいより少し少なめくらいまで入れる。
5.水を植木鉢の底から水が流れ出るまであげる。
6.葉水も忘れずにあげる。
上記の手順で土への植え替えをします。
水をあげるのは、土が乾いたらです。
葉水は暑い時期はこまめにやりましょう。
まとめ:ポトスを増やそう。水差し編
いくつかポイントがありましたが、それを間違えなければ、ポトスは丈夫な観葉植物なので、うまく植え替えまですることができます。
水差しで増やしている間もインテリアとして楽しめるのがポトスのいいところです。
そのまま水差しで楽しむのも、植え替えするのも、あまり難しく考えすぎずにやってみてください。
時期は間違えないように!!
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