子供の習い事で「水泳」は人気です。
わたしの息子たちも「水泳」を習っています。
習い事はいっぱいあるので、何を選ぶのかというのは悩みどころ。
子供がはっきりこれを習いたいという明確なものがあったりするとサポートもしやすいのですが、「明確にこれ!」というものがある子供ばかりではないですよね。
習い事を検討中で「水泳はどうかな?」と悩まれている方の参考にしていただけると嬉しいです。
子供の習い事で人気の「水泳」を習い事に選ぶのメリット
1.体育の水泳の授業が楽しい
泳げない子供にとっては体育の時間は苦痛な時間になる
具体例
- 顔を水につけるのが怖い
- 水の中に入るのが怖い
- 息つぎしようとすると溺れそうになる
- 学年目標ができないと水泳の補習の授業を受けないといけない
習い事として、水泳を習うメリットは、体育の水泳の時間を楽しく過ごせることです。
顔をつけるのが怖い子供や、水に触れるのが怖い子供にとっては苦手なものと向き合う時間になり、体育がある日は朝から憂鬱な時間となってしまいます。
学年が進むにつれて課題のレベルも上がっていくので、さらに大変な気持ちが増してしまいます。
習い事として水泳をしていると、水に慣れるので、最初は怖くて水の中に入れない子供も楽しく泳げるようになります。
体育の水泳の時期が嫌だなと思わなくていいのはメリットです。
2.体力がつく
たくさんの距離を泳ぐので体力がつくからです。
具体例
- 長男は、運動が得意なタイプではなく、どちらかというと運動が苦手な子供。ところが、長く水泳を続けているおかげもあり、自然と体力が向上しマラソンなどの長距離を走っても平気。運動が苦手だったのが、今では普通に好きというレベルで体育を楽しめています。
水泳のクラブによって泳ぐ距離や練習内容は異なりますが、息子たちのクラブでは最低でも1kmは泳ぎ、泳ぎ出したらほとんど休憩はありません。
上のクラスにあがると、もっと距離を泳ぐことになるので、さらに心肺機能が鍛えられます。
体をとにかく動かしているので、体を使うということになれるのかもしれませんね。
体を使うことがぶきっちょだった長男が体育に楽しんで参加できているのは親としては嬉しいです。
水泳をすると体力がつくのはメリットです。
3.イライラした気持ちが吹っ飛ぶ
体全身を使って運動するため、こころがリフレッシュするからです。
具体例
- 息子たち水泳に行く前に兄弟喧嘩をして機嫌が悪くなってしまったり、何かにイライラして機嫌が悪いこともあります。ですが、泳ぎ終わった後は何もなかったかのようにいつも爽やかに帰ってきます。
運動をするというのは、心のリフレッシュとして最高なんですよね。
水泳は全身を使って泳ぐので、それがいいところ。
嫌な気持ちも綺麗に洗い流されてしまうんですよね。
泳いで嫌な気持ちも流してしまうことができるのは、メリットです。
4.親の見学環境が良い
水泳は屋内プールで行うので、親の見学環境は屋内の空調の効いた快適な場所になるからです。
具体例
- 子供の小さい間は、親が周りから見ているというのが必要な時期も子供によってはあります。ですが、屋内の環境で見れるので、暑い時期でも涼しく、寒い時期でも暖かい環境で親が見学できます。
親の見学する環境は最高で、飲み物を飲みながらだって見ることができるし、すぐに買える売店もあります。
座って見ることができるのも良い点で、見るために何か準備するものが必要かというと何も必要ないんですよね。
自分の身1つで見学できるのも嬉しいところです。
5.目標がたてやすい
できるようになったかなっていないのかの判断がとてもわかりやすく、進級テストなどが定期的にあり自分が今どこにいるのかわかるからです。
具体例
- 顔をつけれなかったのが、つけれるようになった
- 自由形の息つぎができなかったのが、できるようになった
- 平泳ぎが泳げなかったのが、泳げるようになった
- 飛び込みが上手にできなかったのに、できるようになった
水泳の良い点は、進級テストを通して自分でも上達したのがわかるところです。
できなかったのが、できるようになったというのがわかりやすいため、自分がどこを目標にして取り組めばいいのかを明確に決めることができます。
自分にあった目標が立てやすいのがメリットです。
6.自信がつく
できるようになったのかがわかりやすいので、自分の頑張りが形として見えやすいからです。
具体例
- 不安になりやすい子供にとっては、「できること」「得意なこと」があることは自信を底上げしてくれます。
- 人よりもできるという感覚というのが失われた自信を取り戻せる
できないことができることになったというのが、小さい子供でも理解しやすいので、「どうせわたしは」なんて口癖になってしまっている子供にとっては、「泳げるよ」というのが自信の1つとなって揺らぐ気持ちを抑えてくれます。
「人と比べないの」と言っても人と比べてしまうんですよね。
だからこそ、水泳を習うことで習っていない子供たちよりも泳げるようになります。
それは毎日頑張っている特権ですよね。
だからと言ってできない子供を見下したりはよくありませんが、人よりもできるんだという自信というのは、自分を信じる力にもなります。
特に不安になりやすい子供にとっては、その「わたしはできるんだ」という感覚を育ててくれる習い事です。
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子供の習い事で人気の「水泳」を習い事に選ぶデメリット
1.習い事の後は疲れる
全身運動をするので体力を使うためです。
具体例
- その日の練習メニューや、毎日続けて泳げているかなどによっても左右されますが、久しぶりに泳ぐ時には、泳いだあとの疲れも感じやすく、ちょっとぐったりしている時もあります。
泳いだりした経験のある方はわかると思いますが、水の中というのは抵抗力が強いので、そのぶん疲れるんですよね。
子供なので、少し休憩すれば回復も早いのですが、習い事に参加出来ない用事が重なるときついようです。
対策
- 長い期間お休みするのではなく定期的に参加するようにすると体力が維持されやすい
継続して体力をつけていくということは大事になります。
一生懸命泳いだ後は疲れますが、すぐに回復できるようにもなります。
2.進級できない期間が長いと辛い
進級テストではっきり合否ができるので、長い間同じ級で合格できない状況になると嫌になってしまうこともあるからです。
具体例
- 進級テストがあるので、自分がどれくらいできるのかというのがはっきりわかってしまいます。そのため、後から習いはじめた人に抜かされたりということもあるし、後からはじめて抜かすということもあります。
- 目に見えて、級やタイムなどで自分の今の状況が明らかになるので、長く同じ級で合格できないという状況は子供にとっても過酷に感じやすいです。
進級できなかったり、タイムが伸び悩むということはあります。
ですが、それをどのように頑張っていくのかというところも個性が出るんですよね。
悔しくて涙が出てしまう、どうすればいいのかわからないという体験を通して、自分の中で工夫を重ねてつかみとるというのは、つかみとれた時の嬉しさって最高です。
息子たちも悔しい涙を何回流したのかわからないくらい流して今があります。
そして、今も悔しい思いをすることだってあります。
「水泳」は、自分自信の実力と向かいあう機会が多い習い事ではないかとわたしは感じました。
対策
- 人と比べてしまうと目標を見失ってしまうので、個人としてどこを目指していくのか明確な目標を決めておくということがぶれないためには大事
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3.水泳クラブによって方針が違う
同じ「水泳」を習うと言っても、クラブによってシステムに差があるからです。
具体例
- 実は息子たち、「水泳」のクラブを途中で変更し、今に至り、変更後から楽しんで取り組めるようになりました。
- 何を大切に取り組んでいるのかというのがクラブによって違い、フォームの綺麗さにこだわって取り組んでいるクラブ、それよりも泳げることにこだわって後からフォームを綺麗に改善していくクラブと色々あるので、料金だけでなく取り組みの仕方にも注目して選ぶといいです。
「水泳」という同じ習い事だけど、クラブによって内容や進め方が変わります。
そのため、「水泳」は習いたいけど、クラブの方針があっていないということはあります。
息子たちもあっていないと感じたので、途中でクラブを変えて正解でした。
対策
- 料金もきになる点ではありますが、クラブがどのように取り組まれているのかという点の方に注目して、お子さんにあったところで練習できるというのがとても大事
まとめ:子供の習い事で人気の「水泳」を習い事に選ぶのメリットとデメリット
習い事をどうせはじめるのなら、長く続けたい人や、目標を明確に持って取り組む人など色々いると思います。
我が家の息子たちも、明確な目標を持ち今も「水泳」を続けています。
正直最初は、ここまで長く続けることになるとは思っていませんでしたが、息子たちにはぴったりの習い事だったようで「水泳」を選んでよかったなと思っています。
「水泳」はどうかな?と思われる方の参考にしていただけると嬉しいです。
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