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1つのことを考えて考えまくる!ヨシタケシンスケさんの絵本

ヨシタケシンスケさんの絵本は、素朴でシンプルな絵に惹かれます。

並べておいても可愛い絵本ですが、見た目のシンプルさとは違い絵本の内容は深く濃く広がっているんですよね。

1つのことについて深くいろんな角度から考えれるのがヨシタケシンスケさんの絵本の良いところです。

らぴももたん
この記事では「1つのことを考えて考えまくる!ヨシタケシンスさんの絵本」について紹介します。

1つのことを考えて考えまくる!ヨシタケシンスケさんの絵本

ヨシタケシンスケさんの絵本について、他にもたくさんありますが、4点について以下に具体的に解説します。

①りんごかもしれない ブロンズ新社

らぴももたん
目の前にあるりんごが、本当にりんごなのかな?と疑いまくるお話です

目の前にあるものをひたすら疑いまくって考えると、「こんなにも想像は膨らむんだ!!」と思う絵本です。

その想像する内容が面白いんですよね。

ですが、子供の頭の中を見させてもらっているような、そんな感覚になります。

子供の想像力の凄さ!大人になると減っちゃうのってなんだかもったいないな。

そんな風に思えてくる絵本ですよ。

②ふまんがあります PHP研究所

らぴももたん
小さな女の子が大人に対してふまんに思っていることをパパに全部ぶつけるという絵本です。

大人ってずるい!って思った経験ありませんか?

私は、子供の頃ずっと思っていました。

息子たちも、私に「大人ってずるい!」なんて言ってきますが、その気持ち自分も子供の頃に感じていたのでわかるんですよね。

女の子にふまんに対して、それはねと全部理由を説明していくパパ

その理由が、「ええ!そうなの?」なんて思うめちゃくちゃなものばかり。

ですが、このパパの偉いところは、るくならないように頑張るところ

ですが、大人のパパだって子供がずるいと思うことがあるんです。

その女の子の理由に、パパが感動しちゃう、そんなやりとりがほのぼのとした家族の会話を抜き出したみたいで素敵です。

③ぼくのニセモノをつくるには ブロンズ新社

らぴももたん
自分のこと知っているようで知らないことっていっぱいありますよね。そんな自分を見つめて考えているけんたくんが可愛い絵本です。

考えて、考えて、考えまくるのがヨシタケシンスケさんの絵本だな〜と思います。

僕の偽物を作るために、ロボットに自分のことを教えるけんたくん

いろんな角度から自分のことを伝えていて、そのいろんな角度について知ることができるのが良いところです。

自分から自分を見るとこうだけど、周りから見たらどうだろう?

考えれば、考えるほど自分という人が複雑で貴重なことに気づいたり、いろんなことに気づけるのがいいところ

けんたくんと一緒に「自分について」考えて見るのもおもしろそうですよね。

④みえるとかみえないとか 相談:伊藤亜沙 アリス館

らぴももたん
目が見える人には、目が見える世界が当たり前だけど、目が見えない人の世界や、いろんな人の世界に触れれる絵本です。

この絵本は、伊藤亜沙さんの「目のみえない人は世界をどう見ているのか」光文社の本をきっかけに伊藤亜沙さんに相談しながら書かれた絵本です。

伊藤亜沙さんの絵本が気になる人は↓。

わたしの当たり前が、他の人の当たり前でないことはあります。

ですが、その当たり前の世界で生きていると、他の人の当たり前に気づかなかったりするんですよね。

自分が多数派の時には気づかなかった、少数派の人の気持ちも自分が少数派になることで気づくことってありますよね。

主人公が、少数派の体験をすることで、いろんな人の世界に触れて自分の当たり前が全てではないんだと色々気づいたり、発見したりするお話になっています。

内容は濃く、奥が深いのに、可愛い絵でその難しいことをわかりやすく伝えてくれています

自分が少数派になる体験というのは、経験しないとわからなかったりするけれど、想像して考えてみるということはできますよね。

また、疑似体験というのもできます。

色々な人がいるということを知ることで、「自分という個性を大事に生きたいと思える絵本」です。

小さい時に一度は目にして欲しい、素敵な内容の絵ですよ。

ヨシタケシンスケさんの絵本絵を読むメリットとデメリット

ヨシタケシンスケさんの絵本を読むメリット

①1つのことをいろんな角度から深く知ることができること

らぴももたん
ヨシタケシンスケさんの絵本を読むメリットは、1つのことをいろんな角度から深く知ることができることです。

絵本の主人公がいろんな角度から考えている思考が絵や文字で表現されていてわかりやすいからです。

いろんな角度から考えるということは、難しいことのように感じてしまいますが、ユーモアが組み込まれているので笑いながら理解できるというのもすごいんですよね。

そんな角度から考えたことなかったというユニークな視点は、子供の好奇心にぴったりハマります。

何より、ユニークな視点について学べるというのがいいんですよね。

1つのことを思い込みで決めつけずにいろんな角度から考えるというのはヨシタケシンスケさんの絵本を読むメリットです。

②絵の真似をして遊べるところ

らぴももたん
ヨシタケシンスケさんの絵本を読むメリットは、絵の真似をして遊べるところです。

好きな絵本の絵は書きたくなりますよね。

ヨシタケシンスケさんの絵本の絵はとってもシンプルなので、真似をして書けちゃうというのが子供には嬉しいところです。

なんとも言えない表情をするときのあの表情も書けちゃうんですよね。

好きな絵本の絵を書けちゃうというのは、ますます絵本に夢中になるのでメリットです。

③色の配色がシンプルなのに綺麗

らぴももたん
ヨシタケシンスケさんの絵本を読むメリットは、色の配色がシンプルなのに綺麗なことです。

たくさんの色を使っているわけではないのに、シンプルな綺麗な絵本で見ているだけでも楽しい気分になります

色のセンスがいいので、真似したくなる色使いなんですよね。

例えば、絵本の全体カラーが黄色だったりして、どのページにも黄色は使われていて統一感があったり、黄色プラス他の色の配色も綺麗です。

色はカラフルに表現するだけが全てではないことに気づかされる絵本で、シンプルな配色でどのように伝えるかも大事なんだな〜と思えます

色の配色がシンプルなのに綺麗なことはメリットです。

ヨシタケシンスケさんの絵本を読むデメリット

内容が難しく感じる子もいる

らぴももたん
ヨシタケシンスケさんの絵本を読むデメリットは、内容が難しく感じる子もいるです。

絵が可愛いので絵を見ているだけでも楽しいのですが、子供によっては難しく感じてしまうからです。

対策
  • 読んでみて難しそうだなと感じた場合は、年齢が上がった時に読む

小学生の子供たちが喜んで読めるような内容になっているので、幼稚園くらいの子供には難しく感じてしまうことがあり、理解に差がある絵本だと感じます。

幼稚園でも楽しく理解できる子供もいるので、我が子には難しいと感じるようなら小学生になってから読んであげると食いつき方が変わります。

好奇心旺盛な子供時代にふれたい絵本としておすすめです。

まとめ:1つのことを考えて考えまくる!ヨシタケシンスケさんの絵本

らぴももたん
この記事では「1つのことを考えて考えまくる!ヨシタケシンスさんの絵本」について紹介しました。

ヨシタケシンスケさんの絵本は、シンプルなのに奥が深く好奇心を刺激するような内容になっています。

いろんなことに興味を持ち、「なんだろう?」と考えるところは子供の魅力の1つです。

そんな「なんだろう?」の部分にうまく焦点が当てて絵本で表現されているので、子供の発想の豊かさって貴重だなと改めて感じる絵本が可愛い絵とともに奥の深い部分まで教えてくれ、勉強になります

「自分について」もいっぱい知ることができるし、自分として生きていくのが楽しくなる絵本がありますよ。

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