理由があり、その理由を突き止めないことには解決しないこともあります。
ですが、理由がよくわからないというものもいっぱいあるんですよね。
そんな時に、いつも理由を求めることに慣れてしまっている人は、理由が見つからないと理由はなんなのか求めすぎたり、時に自分を責めてしまう生き方をしてしまいます。
理由がないこともある。自分のせいかもと責める生き方をやめる
世の中には、理由がないこともある
具体例
- わたしの母親はガンになり、なくなってしまいましたが、母がガンにならなくてはいけなかった理由なんてわかりません。科学的に何かガンになりやすい要素があったのかもしれませんが、「どうして母がガンにならなければいけなかったのか?」それはわからないんですよね。
- わたしの子供は、男の子2人です。「どうして女の子をわたしはうまないのか?」それはわかりません。
答えはもしかすればあるのかもしれないけれど、わからないままでいいことってあるんですよね。
母ががんになった理由、わたしが女の子をうまない理由。
そんなことをわたしは知りたくありません。
そして、そのままでいいことは、そのまま理解しちゃうのが楽なことだってあります。
母がガンになった理由や、わたしが女の子をうまない理由、知らないけれど、たまたまそうだった。
そう理解すると、仕方がないよねという気持ちになります。
そして、「女の子をうめない」なんてわたしを責める理由もなくなっちゃうんですよね。
だって、女の子をうまない理由なんてわからないんですもん。
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理由のないものに理由を求めると変な考えしか浮かばない
理由がないものに理由をつける場合、人を責めるか自分を責めるかという方法をとってしまうことがあります。
具体例
- 母がガンになってしまったのはわたしのせいなのかもしれない。
- 母がガンになって亡くなったのは、父が母に無理をさせたからかもしれない。
本当の理由がないものを誰かの責任にしたり、自分の責任にしたりして解決したつもりになるのは危険です。
だって、本当の理由ではないからです。
本当のことでないことで人を責めるというのもナンセンスだし、自分を責めるというのもナンセンスです。
誰も傷つかない解決策
理由のわからないものは、わからないまま丸っと理解する
変な考えに辿りついたって、それは間違いということの方が多いです。
そして傷つかないでいいようなことで自分が傷ついたり、誰かを傷つけてしまったり、誰かをせめてしまったりなんていうのはやらなくていいことなんです。
自分の心が理由がないものをそのままにできないからとそんな行動にはしらないようにしたいですね。
理由がないものは、理由がないまま理解するのが一番うまくいくんですよ。
理由のないものに理由を求める人については無視していい
傷つけようとしているわけではなくとも、傷ついてしまうような言い方をする人はいるからです。
具体例
- あなたは女の子を産むことができないのはどうしてなんだろうね?
- 女の子を産めないのはあなたの日頃の行いが良くないからじゃない。
- あなたの母親がガンになったのは、何かあったのかな?
- ガンになるような悪いことをあなたがしたからよ。
上記のようなことをあなたが言われたとしたらどう感じますか?
嫌な気持ちになるし、自分の中でもショックを受けているような出来事だと、思っていなくてもそうなのかなと思ってしまうこともありますよね。
そして、わからないことを疑問のような形で聞かれると、理由を考えないといけないかのような気持ちになってしまいます。
ですが、わからなくてもいいことや、知らなくてもいいこと、理由のないことはあります。
人に誘導されてつい考えてしまうということはあります。
ですが、そんな時はしれっと「さぁ、どうしてなんでしょうね。」くらいで流しておけばいいんですよね。
理由がないものに理由を求めてしまう人はいます。
それは仕方のないことなので、あなたの中だけでも、答えを求めなくていいものはあるんだという理解をしておくことが大事です。
理由のないものに理由を求めないメリット
1.無駄に悩まなくていい
理由がないのにあれこれ考えても結局答えはわからない
わからないことを考える時間は無駄なんですよね。
結局のところ何も答えが出ない。
ありのままを受け入れるということの方が大事なことなんですよね。
2.本当かどうかわからないことで人を責めたり、自分を責めたりしない
どうなのかわからないことで責める生き方をするのは間違っている
憶測で人を責めたり、自分を責めたりというのは馬鹿げています。
自分を責めたり、他の人を責めたりそんな生き方をしなくていいのは理由のないものに理由を求めないメリットです。
3.楽に生きれる
ありのままを受け入れるということができると楽
理由のないものに理由を求めることをやめると気持ちは楽になります。
自分を責めたりしてつらい思いをするよりも、楽に生きれる方がいいですよね。
楽に生きれることは、理由のないものに理由を求めないメリットです。
理由のないものに理由を求めないデメリット
1.周りからの圧力がある
自分は理由のないものに理由を求めない生き方をすると決めても、周りの人は理由を求める生き方を押してくることがあるからです。
対策
- 理由のないものに理由を求めても仕方ないので、ぶれない
圧力に屈してしまうと、ぶれぶれになってしまい余計にしんどい思いをしてしまいます。
「理由がないんだもん仕方ないよ」と割り切ってしまうことが大事です。
2.理由のあることでさえ考えないようになってしまう
理由があることについては理由を知ることが解決に繋がることもあるので、それについては理由を知ることが大事だからです。
対策
- 理由があることと理由がないことについてはしっかり区別する
ごちゃごちゃになってしまいそうだけど、冷静になり区別して考えましょう。
理由のあることについては、理由を知ることで対処の方法を見つけることができます。
それとは別に理由のないものについては、ありのままに理解する。
この区別をしっかりすると、自分も人も傷つけずに生きれるのではないでしょうか。
まとめ:理由がないこともある!自分のせいかもと責める生き方をやめる
生きていると理由がないことも、理由がはっきりあるものもあります。
そんな中理由がないことに対しては、答えを求めようとしても、自分を責めたり、人を責めたりと迷走してしまうことがあります。
理由のないことが世の中にはいっぱいあって、それをそのままにしておくのは難しいタイプの人もいると思います。
ですが、自分を納得させるために白黒つけて自分を傷つけたり、誰か他の人を傷つけても結局は自分の首を絞めてしまう結果になることだってあるんですよね。
それならそのままに放置できる強さを自分の中に見つけたいでるよね。
放置することで、その結果は仕方のないことと理解できます。
その理解があるのかないのかによって前に向かう力のパワーが変わってきます。
世の中には理由のないこともある。
だから、人も自分も傷つけないようなそんな生き方をわたしも含めてみんなができる社会になるといいな…と思います。
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