「好きな人がいるのは幸せなんじゃないの」と思ってしまう。
ですが、好きなのを認めたくない、好きだと認めるのが怖い感覚を経験する人もいます。
かつてのわたしも、「好きだと認めるのを怖い」と思ってしまう経験があります。
好きだと認めるのが怖いと思ってしまうのはどうして?
好きだと認めるのが怖い理由
好きを認めるのが怖い理由
- 好きになってはいけない人だった
- 今の関係が心地よい
- 好きにはなりたくない人だった
- 好きな人との未来のことを考えるのが不安
好きだと認めるのが怖い理由には、「好きと認めるのが怖くなってしまうような切実な理由」があります。
好きな人がいることを素直に喜べない理由はどんなことなのか具体的に説明します。
1.好きになってはいけない人だった
好きと認めちゃえば次の段階に進めるのに、好きになってはいけない人を好きになってしまったと人には「好きを認めること」が大問題です。
好きと気づいてしまうことが大変な思いをする始まりだと気づいてしまっている
具体例
- 学校の教師をしていて、生徒に恋をするのは立場上も許されないことだから
- いつも親切に教えてくれる上司がいるが、既婚者なのでその気持ちを伝えて関係を進展させることは無理だから
- 友達の彼氏に気持ちを伝えることができない
認めたくないけれど、好きになってしまった人が好きになってはいけない人だということはあります。
そんな時に、「すき」という気持ちを認めてしまうことは、辛い恋をすることを暗示してしまいます。
辛い思いをするのがわかっている→気持ちにストップをかけて意識しないようにしたい気持ちが働く
好きになってはいけない人だったから、好きだと認めるのが怖いと思ってしまいます。
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2.今の関係が心地よい
今の関係が良い関係で、壊したくない。
自分にとって居心地の良い関係なので失いたくない気持ちが出てきます。
今の関係に変化をつけるよりも、今の関係を維持したい気持ちの方が強い
具体例
- 仲の良い友達という関係で、今とてもよい関係を築けているので今の関係を壊したくない
- グループで一緒に遊ぶ関係にあり、友達の彼氏というポジションだけど今の友達として近くにいる関係を気に入っている
今の関係が居心地いい場合には、これからどうなるのかわからない未来に足を進めることに不安があるので、関係を進めることよりも今の関係を維持したいと思ってしまいます。
わたしも実際そのような経験をして、仲が良い友達という関係に満足していたので、関係を進めるということはとても勇気のいるものでした。
今の関係を変えた時にどうなるかわからないのが不安
今の関係が心地よいから、好きだと認めるのが怖いと思ってしまいます。
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3.好きにはなりたくない人だった
苦手だったり、人として好きではなかったり、好きになりたくないタイプの人のことだと、「好き」という気持ちを認めたくないという気持ちが出てきます。
自分の中でも、その人を好きという気持ちをしょうかできずにいる
具体例
- 「この人苦手」と思っていた人を目で追ってしまう
- 「好きじゃないな」と思っていたのに、ある時からその人の笑顔を見るとドキドキするようになった
自分の中では、「好きではないタイプの人に惹かれてしまう」ということも人間生きているとあります。
そして、好きという気持ちを自分が一番認めたくないという変な感情に襲われることだって、あります。
好きじゃないタイプというイメージが間違っていたということもある
好きになりたくない人を好きになってしまう時もあり、そんな時は知ること知ることが加点式になるので、逆にお得だったりします。
好きにはなりたくない人だったから、好きだと認めるのが怖いと思ってしまいます。
4.好きな人との未来のことを考えるのが不安
楽しいことが想像できない人に恋をするということは過酷
具体例
- どんなに頑張っても付き合えるような関係になれない人
- 自分のことなど興味すら持っていないような人
- 自分の理想の相手とは違うタイプの人
可能性が全くないような人を好きになるよりも付き合える可能性のある人と恋をした方が楽です。
でも、そんな風に恋はできないんですよね。
興味すら持ってもらえない人を「好き」と認めること。
それは、辛い恋愛になるのを認めることになってしまうんですよね。
好きな人との未来のことを考えると不安だから、好きだと認めるのが怖いと思ってしまいます。
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好きだと認めるのが怖いと思ってしまう時の対処方法は?
好きだと認めるのが怖いと思ってしまう時はどうすればいいのか?
好きを認めるのが怖い対処方法
- 好きという気持ちを認めてあげる
- あれこれ考えすぎない
- 関係性がいつまでたっても同じ保証はないことを知る
好きを認めるのが怖い時の対処方法は上記の通りです。
以下に具体的に説明します。
1.好きという気持ちを認めてあげる
ポイント
- 好きという気持ちを認めてあげることで、心の負担がなくなる
- 好きという気持ちを認めないようにしようとすることが、心に負担をかけてしまっている
好きを認めるのが怖いというのは、心に素直になれない感情を持って過ごしている状態です。
- 心に無理をかけてしまう
- 余計にぐずぐずした状態になる
- 今よりも心を傷つける結果に繋がる
自分の気持ちに正直になれない状況というのは、心を苦しめてしまう
ですが、認めることをしても、行動できない環境では引きずってしまいそうになりますよね。
どうしてもけじめがつかない場合は、気持ちだけ伝えるという行動で終わりにするというのも1つの方法です。
人を好きになるというのは自由なので、「好きになってはいけない人を好きになる」ということはダメなことではないんです。
好きになってもいいけれど行動にうつして幸せになろうとすると問題が出てくるので、自分の心にけじめをつけるための行動として告白も1つの方法であると私は思います。
ただ、安易な関係に自分の居場所を求めないように強く自分をもつのは大事になります。
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2.あれこれ考えすぎない
余計なことを考えすぎると、不安にならなくていいことまで不安になってしまうからです。
ポイント
- 自分の理解を超えたことが起こることは、生きているといっぱいある
- 好みでない人を好きになってしまった自分も自分、好きになってはいけない人を好きになった自分も同じ自分
自分の考えと合わないことがあるとストップしてしまう癖、私にはありました。
ですが、自分の考えと合わないことも受け入れ、今をありのままに受け入れてみることも時には大事なこともあります。
傷つくかもしれないし、嫌なことになるかもしれない。
でも、今のありのままを受け入れないと始まらない。
決して、必ず告白をしないといけないわけではないし、心に自分の思いを持ったままだっていい。
とりあえず、ごちゃごちゃ考えるのをやめて今をありのままに受け入れてみましょう。
思いのままにあれこれ考えすぎないということも時には大事なことなんですよね。
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3.関係性がいつまでたっても同じ保証はないことを知る
あなたが変化を拒んだとしても、相手が関係性を変えてしまうということだってあります。
相手の行動までも、あなたがコントロールすることは出来ません。
具体例
- 友達としての関係を維持したくて好きという気持ちに気づかないようにしていたけれど、彼女(彼氏)が相手にできてしまい関係性に変化が出てきてしまう
- 友達が自分のことを好きになってしまい関係性を変えることを希望することがある
自分が「今」にどれだけ固執しようと頑張ったとしても、相手までその「今」の関係を維持するようにとどめるようにはできないことを知りましょう。
私たちは良くも、悪くも少しずつ時間の経過とともに関係性を変えながら進んでいきます。
「好き」に気づかないふりをしていると、今の関係性も終わり、あなたが本当だったらいたポジションも他の人のためのものになってしまうことだってあります。
そして、あなたが変わりたいくないと思っている方向に進むことが本当は幸せなことだったということもあります。
関係性がいつまでたっても同じ保証はないので、後悔のないように自分の気持ちに気づいているのならその気持ちを大事に過ごしてみてはどうでしょうか。
まとめ:好きだと認めるのが怖いと思ってしまうのはどうして?
好きという気持ちを素直に認めるのが怖いという気持ちは、私にもわかります。
好きを楽しむのは嬉しいことなのに、今の状況には好きを認めたくない理由がいっぱいあるんですよね。
「好き」という気持ちを認めてしまうと、そのあとにおこることに対応しないといけなくはなります。
ですが、心に正直に生きることができるので今まで無理していた気持ちがすっと解放されて、無駄にジタバタするということがないです。
どんな人を好きになったとしても、好きになるまでは自由です。
そのあとの行動にはリスクもつきまとってしまうことも場合によってはあります。
ですが、まずはその自由の保証されている「好き」を強く自分の中で認識してみましょう。
あなたがどんなに変わりたくないと思っても、今の関係性がずっと続く保証もありません。
あれこれ考えすぎてもその通りになるとは限らないし、また別な結果になることだってあります。
それだったら「好き」って気持ちに正直に向き合ってみてはどうでしょうか。
好きだと認めるのが怖くてストッパーを強めてしまっている心のストッパーをとりあえず認めてみる。
臆病な自分と素直に向き合ってみると、その先に素敵なことが待っている場合もありますよ。