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おれたちともだちシリーズ!友達のことを学ぶ内田麟太郎の絵本の紹介

絵本の題名にも「ともだち」という言葉の入っている、おれたちともだちシリーズはご存知ですか?

お友達との関係の中で楽しかったり、つらかったり、嬉しかったり、悲しかったり。

そんな「ともだち」に焦点をあてた絵本です。

私も、息子たちが幼稚園に入った頃ともだちとのことで悩んだり、嬉しかったりする時期に「おれたちともだちシリーズ」を読んでいました。

「ともだち」から家族との関係では得られないものが得れるというのはありますよね。

らぴももたん
この記事では内田麟太郎さんの「おれたちともだちシリーズ」について紹介します。

おれたちともだちシリーズ!友達のことを学ぶ内田麟太郎の絵本の紹介

「おれたちともだちシリーズ」の内田麟太郎さん(絵:降矢ななさん)偕成社が出版の絵本についてはいっぱいあるので、全てを紹介するのは長くなってしまうので代表的なものや、私自身がおすすめのものについて以下に紹介します。

1.ともだちや

らぴももたん
題名のとおり、きつねが友達屋をするというお話です。

きつねは、1時間100円で「ともだちや」を始めました。

ところが、「友達から金をとるのか。本当の友達か」とおおかみに怒られてしまうきつねさん。

どうするのかな?

友達ってお金をもらってなるものではないですよね。

「友達ってどんな人のことを言うのかな?」とか友達について、つい考えてしまいます。

「本当の友達」っていいな〜と思える絵本です。

2.ともだちくるかな

らぴももたん
この絵本は、実は誕生日のお話です。

おおかみさんは誕生日に友達を待っていますが、友達はきません

その寂しい気持ちを消すためにどうしたらいいんだろう?

お腹いっぱいにしたりしても、寂しい気持ちってなくなるものではないですよね。

だから、どうするのか?

おおかみさん、思い切ったことをしちゃいます!

きつねさんが誕生日のケーキを持ってやってくれるのだけど、おおかみさんの反応は?

心は、寂しさも悲しさも感じちゃいますが、嬉しい気持ちも体験できる素晴らしいものなんですよね。

寂しさも、嬉しさも感じれる心の大切さを実感する絵本です。

誕生日絵本について

他の絵本作家の方の誕生日絵本も素敵なものがあります。

自分だけの特別な日を家族で楽しみたいですね。

誕生日絵本について興味のある方は以下の記事でも紹介しているので参考にしてもらえると嬉しいです。

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3.ごめんねともだち

らぴももたん
ごめんねと言いたいけど、なかなか言えないと言うお話です。

おおかみさんきつねさんに負けたのが悔しくて「インチキした」なんて本当は思っていないのに言ってしまうんです。

そんな時にどうすればいいのか?

そう!!謝ればいいのだけど、素直に「ごめん」が言えないから困っちゃうんですよね!

ありますよね、そんなとき。

私にだってあります!

心では言えるのに、声にしようとすると声にならないとき。

そんな友達と喧嘩をしてしまって、謝らないといけないな〜と言うおおかみさんの複雑な心境を描写している絵本です。

「ごめんね」って素直に謝ることの大切さを教えてくれる絵本です。

そして、仲直りした後のスッキリした気持ちもいいですよね。

4.あいつもともだち

らぴももたん
題名のとおり、あいつも友達だよと言うお話です

春まで冬ごもりをするクマさんたちとお別れ。

でも、きつねさんはへびさんが苦手だから声をかけれません。

へびさんも、自分は握手できないからとお別れをしないまま冬ごもりをしてしまいます。

でも、きつねさん、そんな最後だったから、へびさんのことが気になるんですよね。

ひどいことをしちゃったり、言った後ってどうしているのか気になります。

でも、きつねさんには素敵な友達が近くにいるから大丈夫。

そんなきつねさんの気持ちに気づいてくれる、すごい友達がいるんですよね。

へびさんが春になり目覚めた時に、「やあ、友達」としっぽで握手。

素敵な友達がたくさんいるのはいいね。

他の冬絵本について

他にも素敵な冬にぴったりの絵本があります。

読んで見たいな〜と思われる方は、おすすめのものを以下の記事で紹介しています。

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5.きになるともだち

らぴももたん
このお話は、おおかみの気になる友達のお話です。

実は、このお話は、題名からはわかりませんが「おつきみ」のお話なんですよ。

そして、おおかみさんのちょっとした恋のお話もあります。

誰かを好きになると他の話が耳に入らなかったり、言いたいことを普通に話せなかったり、変なことを言ってしまったり、変な行動をすることってありますよね。

そう!!おおかみさんが変になってしまったんですよね。

それを気にかけるきつねさんが優しい。

その恋のために、周りの友達がいっぱいサポートしてあげるのが素敵です。

気になる友達ができるとみんなおおかみさんみたいになっちゃうのかな?

他の秋の絵本について

秋の絵本に興味のある方は、以下の記事で紹介しているので気になる方は参考にしてください。

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6.よろしくともだち

らぴももたん
題名のとおり、新しい友達とよろしくってするお話です。

すぐに友達になれればいいけれど、友達になるのって難しい

苦手な人がその中にいれば、余計に難しいですよね。

こだぬきさんは、きつねさんと遊びたいんだけど、いつも一緒にいるおおかみが怖くて仕方がないんです。

でも、おおかみはじぶんは優しいと思っているので、すぐに友達になれると思っています。

ですが、こだぬきさんはおおかみのことを怖がっていると知ってしまうんです。

それっておおかみさんにとったらとても辛いことですよね。

ですが、おおかみさんのことに気づいてくれる友達がいますよね、きつねさんのおかげで最後はみんなよろしくって友達になれちゃいます。

思い込みで友達の壁を作ってしまうのはもったいないですよね。

7.ともだちおまじない

らぴももたん
おまじないがいっぱいかいてある絵本です。

5・7・5のリズムの友達に関するおまじないがいっぱい書かれています

他のおれたちともだちシリーズの一場面ではないかな?と思うシーンがいっぱいあって面白いです。

好きなおまじないを選んで、みんなで唱えてもいいし、1人でこっそりでもいいし、いつ唱えてもいいというおまじない。

最後のおまじないは自分で考えるんだよ!

きっと素敵なおまじないができるんじゃないかな。

家族て作りあっても面白いですよ。

8.あしたもともだち

らぴももたん
ともだち思いのおおかみさんのお話です。

「優しいやつ」と思われたくはないおおかみさん

だけど、心はとっても優しいのがおおかみさんなんですよね。

クマさんが腰を痛めて倒れているのに気づいたけど、いつも遊んでいるきつねさんには気づかれたくない。

だから、半分だけ遊んで、こっそりクマさんの看病をするなんて…。

なんて不器用さんなんだろうと思うのだけど、それに気づいてあげれる関係なんですよね、きつねさんとは。

おおかみさん、もっと器用に生きれたらいいのにね。

強がっているのに優しいおおかみさんが素敵です。

9.ともだちごっこ

らぴももたん
テンの吹く笛を聴くためにはおおかみさんと3日会ってはダメという話なんです。

テンの素敵な笛を聞きたいきつねさんは、笛を聞きたかったらテンに3日おおかみさんにあってはダメと言われてしまいます。

でもテンの笛聞きたいんですよね。

そのため、3日テンと一緒に遊ぶきつねさんだけど、遊んでいる間も気になるのはおおかみさんのこと。

テンと過ごしているこの時間は、友達ではなく、「友達ごっこなんだ」って思ったきつねさん。

そんなことに気づけるきつねさんが素敵。

おおかみさんのことを大事に思っているきつねさんには、おおかみさんと会わない時間は長いんですよね。

そして、おおかみさんにとっても同じこと。

でもね、テンが意地悪をしてしまうのは、こんな素敵な関係を築けている2人だからなんでしょうね。

友達っていいなと改めて思う絵本です。

おれたちともだちシリーズ!内田麟太郎の絵本の紹介:その他

おれたちともだちシリーズ!上記で紹介したもの以外にもともだちをテーマにしたものがあります。

名前だけになりますが、簡単に紹介しておきます。

1.ともだちひきとりや

2.ありがとうともだち

おれたちともだちシリーズ以外の内田麟太郎さんの絵本

おれたちともだちシリーズ以外にも素敵な絵本を内田麟太郎さんは書かれていますよ。

おばけのきもだめし(内田麟太郎)絵:山本孝 岩崎書店

らぴももたん
この絵本は、山本孝さんが絵を書かれているコラボ絵本になります。

内田麟太郎さんの絵本は、おれたちともだちシリーズだけではないんですよね。

えんま様に、「肝試し」をするように言われたお化けたちのお話になりますが、このお化けたち怖がりなんですよね。

ご褒美の「たい焼き」のために頑張るところなんか、人間の子供っぽいです。

かみなり(内田麟太郎)絵:よしながこうたく ポプラ社

らぴももたん
この絵本は、よしながこうたくさんが絵を描かれているのコラボ絵本です。

よしながこうたくさんの絵が内田麟太郎さんのストーリーを際立てています。

ヤブ医者が、かみなりの痛めた腰を治すために奮闘する絵本ですが、もう、このヤブ医者のすることがさすが、ヤブ医者だな〜と関心するレベルでめちゃくちゃなんです。

こんな医者に担当して欲しくないって思ってしまう、めちゃくちゃなんだけど、かみなりとのやりとりが面白い絵本です。

かみなり 狂言えほん / 内田麟太郎 【絵本】

お正月さんありがとう(内田麟太郎)絵:山本孝 岩崎書店

らぴももたん
山田孝さんが絵を書かれているコラボ絵本でお正月のお話です。

病気のおじいちゃんと来年もレンゲ畑を見に行きたいあやことおじいちゃんのお話になります。

病気のおじいちゃんを思うあやこの優しさが素敵です。

わたしのおひなさま 内田麟太郎 絵:山田孝 岩崎書店

らぴももたん
流し雛について描かれている絵本で、この絵本も山田孝さんのコラボ絵本です。

流し雛が代わりに病気を持って行ってくれるというので、ももちゃんは流し雛をしに川にきました。

でも、その流し雛を巡って不思議な世界へと入ってしまいます。

おばあちゃんにはその秘密がわかっているようですが、ももちゃんの秘密の出来事。

昔からある行事に触れれる絵本になります。

ひな祭りの時期におすすめの絵本です。

おれたちともだちシリーズの内田麟太郎の絵本を読むメリットとデメリット

おれたちともだちシリーズの内田麟太郎の絵本を読むメリット

①友達についていろんな角度から学ぶことができる

らぴももたん
おれたちともだちシリーズの内田麟太郎の絵本を読むメリットは、友達について色々な角度から学ぶことができることです。

「友達」についてをテーマにしてたくさんの角度から書かれているので、自分なりに色々考える機会ができるのはいいことです。

まだ幼くてわからないことも、そんなこともあるんだくらいの感覚で知れるのもメリットの1つです。

②自分の経験したことから気持ちを理解できる

らぴももたん
おれたちともだちシリーズの内田麟太郎の絵本を読むメリットは、自分の経験したことから気持ちを理解できることです。

友達との関係で起こる色々なことが絵本の題材になっているので、自分が経験したこともあったりします。

絵本の主人公の気持ちを理解でき、どうすればいいのか一緒に考えれるのも良いところです。

③友達っていいな〜と思えるところ

らぴももたん
おれたちともだちシリーズの内田麟太郎の絵本を読むメリットは、友達っていいな〜と思えるところです。

内田麟太郎さんの絵本は、「友達っていいな」と思えるハッピーエンドにどの本もなっています。

失敗したり、悪いこともしたり色々してしまうけれど、友達っていいな〜と思える要素が詰まっているのはメリットの1つです。

おれたちともだちシリーズの内田麟太郎の絵本を読むデメリット

友達がいないといけないと思ってしまう

らぴももたん
おれたちともだちシリーズの内田麟太郎の絵本を読むデメリットは、友達がいないといけないと思ってしまうことです。

友達は素敵なものだけど、必ず友達を作らないといけないかというとそうではないで、友達押しが強い絵本になるので、「友達がいないといけないもの」と理解されてしまうおそれがあるところはデメリットです。

対策
  • 1人で過ごすことの好きな子や仲が良いという友達がいない子を否定するものではない

「友達の素敵さ」について色々書かれているので、勘違いしてしまいますが、1人で過ごすことや、必ずしも仲が良い友達がいないといけないものではないのです。

1人で楽しい時間を過ごせるのであれば、それは素敵なことです。

そして、1人の時間を充実させることができるというのは、将来その子の大きな武器になると思います。

まとめ:おれたちともだちシリーズ!内田麟太郎の絵本の紹介

らぴももたん
この記事では内田麟太郎さんの「おれたちともだちシリーズ」について紹介しました。

子供たちは友達との関係で悩んだり、嬉しくなったり色々な経験をします。

そんな自分の経験もあるので、「おれたちともだちシリーズ」のおおかみさんやきつねさんの気持ちがわかるのかもしれません。

家族との関係では得ることができない「友達」との素敵な時間。

子供の宝物になるんでしょうね。

 

内田麟太郎さんの絵本以外にもおすすめの絵本作家さんやシリーズについて以下の記事で紹介しています。

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