せなけいこさんと言われてもわからないかもしれませんが、「ねないこだれだ」の絵本といえば知っている人もいるのではないでしょうか?
私も、絵本の名前は知っていても作者の名前までは覚えているというほど絵本のことを知らなかったのですが、読み聞かせのボランティアをしたり、息子たちの絵本の読み聞かせをしているうちに作者の名前まで覚えるようになりました。
作者さんの名前を知っていると絵本を探すのに便利なんです。
せなけいこさんといえば、おばけの絵本で有名な方になります。
いろんなおばけのでてくる絵本があり、怖いけど、みたいという子供の好奇心を刺激するようで、子供たちにもやっぱり人気があります。
おばけ絵本で有名なせなけいこさんの絵本の紹介
「せなけいこさん」は、おばけ絵本で有名ですが、他の絵本についても子供たちが喜ぶ絵本がたくさんあります。
どんな絵本があるのかというと、以下に詳しく紹介していきますね。
ねないこだれだ 福音館書店
ねないこだれだは、グッズもあったりして人気で、せなけいこさんの絵本の登竜門のような絵本になります。
私も、この絵本からせなけいこさんを知りました。
ただ、表紙を見ただけでは、「そこまでいいのかな?」なんて疑問が出るくらいシンプルな絵なんですよね。
ですが、子供たちは、カラフルで色あざやかな絵本も好きですが、シンプルでわかりやすい絵本も好きです。
そして、せなけいこさんのおばけは、ちょうど良い怖さなところも魅力なのではないかと私は思います。
ねない子供がそのあとどうなってしまったのか?
私もとっても気になるんですよね。
きっと、あのおばけの姿が2つ空へむかっているのが答えなんでしょうが。
ちょっと怖いけれど、読みたくなる、不思議な魅力のある絵本です。
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ふゆのおばけ 金の星社
おばけは夏というのはつまらないという男の子!!
私は、こういう考え方とっても好きなんですよね。
そうそう、夏だけじゃつまらないよね。
自分の書いたおばけと一緒に「おばけの国に行こう」と一緒に出かけることになりました。
おばけの国ってどんなところなんだろう?
どんなおばけがいるのかな?
「おばけ」は子供の興味を誘うものだし、どんな世界なのか気になっちゃいますよね。
そして、この絵本の中に出てくるおばけは、どれも怖くないものばかりなので、怖いのが苦手な子供もおばけに触れることができるのが良いところです。
また、明日も行きたくなるおばけの国、私も行って見たいな!!
他の冬絵本について
他にも冬絵本はたくさんあります。
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おにはそと 金の星社
節分の夜に、鬼に豆を投げてやっつける子供たちと鬼のお話です。
鬼たちは逃げて帰りますが、小さい子供の鬼だけ逃げ遅れてしまうんです。
ところが、可愛い見た目に子供達、すぐに仲良くなってしまいます。
でも、そんなことを知らない大人の鬼たちは、子供の鬼を助けるために立派な鎧や鉄の棒を作るんですよね。
どんなに強い強面の鬼も、豆を投げられるのは痛いんですよね。
この絵本を読むと、鬼さんたちに豆を投げるというのは可哀想に思ってしまいます。
見た目が怖いけれど、人も鬼も仲良く遊べる子供たちって素敵です。
他の2月にぴったり節分絵本について
他にも節分の時期にぴったりの絵本はいっぱいあります。
節分といえば、「鬼」ですが、いろんな鬼がいることに気づいて欲しいなと思います。
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まじょまつりにいこう ポプラ社
「まじょまつり」に招待されないうさぎさんも招待された猫さんと一緒に参加したくて仕方ありません。
どんなところか行ったことがないところって気になりますよね。
そんなうさぎさん、「まじょまつり」にあるアイデアで行くことになりますが、でも、それが大変なことになってしまうんですよね。
ハラハラはするけれど、ハラハラでは終わらないのが嬉しい絵本です。
魔女が出てくるので、ハロウィンの時期などにぴったりですよね。
他のハロウィン絵本について
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ハロウィン絵本については以下の記事で紹介しています。
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ちいさなあめふりぐも 鈴木出版
3匹の猫が楽しそうに遊んでいるので、近づいて行くあめふりぐも。
でも、あめふりぐもが近づくと雨になってしまうからねこたちには迷惑なんです!!
でも、そうとは気づかないあめふりぐもは、一緒に遊びたくて近づいて行くの繰り返し。
仲間に入れてくれないから泣いてしまうのだけど、ねこたちは怒ってしまいます。
でも、あめふりぐもが違うものになったら、みんな笑顔。
あめふりぐもは、悪いことをしようとしているわけではないので、なんだか気の毒になってしまいます。
子供たちが何を感じるのか、興味ありますよね。
ぼくはかさ ポプラ社
たろうくんのお気に入りの黄色い傘は、たろうくんといつも一緒。
お風呂だって一緒だったし、顔まで書いてくれていたのに、最近のたろうくんには夢中なものは「おばけ」なんですよね。
そこで、黄色い傘は、おばけになりたくておばけの世界に飛んでいき、おばけたちに協力してもらって「かさばけ」のように変身。
お化けの大好きなたろうくんは、喜んでくれるかな?
いっぱいたくさんのお化けが出てくるけれど、みんないいお化けばかり。
怖いお化けとは正反対なんですよね。
おばけに対するものの見方が変わっていく絵本です。
おつきみおばけ ポプラ社
泣いている小さいウサギちゃんを見つけた小さなおばけのお話です。
まだまだ小さいおばけが、自分の出来る範囲で何かをしてあげようとする気持ちって素敵ですよね。
そして、小さいおばけ痛い思いもすることになるけれど、大奮闘する可愛いおばけちゃんなんです。
おばけ嫌いの子供にも読める絵本です。
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以下の記事で詳しく紹介しています。
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せなけいこさんの絵本を読むメリットとデメリット
せなけいこさんの絵本を読むメリット
①不思議な世界を体験できること
おばけが出てきたり現実の世界では体験できない内容のストーリーだからです。
現実では体験できないことっていうのは、好奇心が刺激されるんですよね。
知りたくなったり、想像したり…する気持ちって子供の感性を広げます。
不思議な世界を体験できることは、せなけいこさんの絵本を読むメリットです。
②1年を通じて楽しむことができること
せなけいこさんの絵本はたくさん販売されているので、季節やイベントに合わせた絵本があるからです。
好きな絵本作家の絵本は、他の作品も喜んで読む子供が多いので、1年を通じてせなけいこさんの世界を楽しむことができるのはメリットです。
③小さい子供から楽しめる絵本がある
「ねないこだれだ」は赤ちゃん絵本の定番絵本としても有名だからです。
昔から愛されている赤ちゃん絵本で、ちょっと怖いのだけど先が気になる、そして憎めないおばけ達が魅力的なのかもしれませんね。
小さい子供から楽しめる絵本があるのはメリットです。
せなけいこさんの絵本を読むデメリット
①おばけが怖い子もいる
せなけいこさんのおばけは怖いものはないのですが、怖がりな子には「おばけ」というだけで嫌だからです。
対策
- 無理に読まなくてもいい
- 成長を待つと読めるようになる場合もある
おばけが怖くて読みたくないという子には、無理に読まなくていいです。
子供が成長してから、もう一度トライしてみれば、もう怖くないということがあるので、その時期まで待ちましょう。
他の絵本作家さんの絵本には怖くないものもあるので、無理な場合は違う方のを読むようにしましょう。
まとめ:おばけ絵本で有名なせなけいこさんの絵本の紹介
せなけいこさんの絵本には、おばけがやっぱりたくさん出てきますが、お化けばかりの絵本でもないんですよね。
1年を通じて楽しめるせなけいこさんの不思議な世界は、「ねないこだれだ」以外にもたくさんありので、興味のある方は手にとってくださにね。
おばけがただ、怖いものとは違うものになるかもしれませんよ。
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