わたしの息子たちはもう大きくなり長男は思春期真っ只中、寝る前のお話という歳ではなくなりました。
ところが、最近次男から「ママの話を聞きたい」なんて要望が出て再び寝る前のお話を再開することになりました。
小さい頃とは違うので、このままずっとというわけではありませんが、小さい頃やっていたことを再びやるというのは、懐かしい気分になって息子たちにとってもらぴももたんにとっても楽しかったりします。
そして、何より寝る前のお話の良いところがあるとすれば、無料でできるというところ。
あなたの話力を生かして素敵なお話を子供たちに毎日プレゼントしてみてはどうでしょうか?
【成長しても聞きたくなる】寝る前の子供との時間におすすめ創作話
寝る前の子供との時間におすすめの創作話は「家族が出てくる話」
自分の知っている人が出てくる話というのは、子供の興味を引くからです。
具体例
- パパ、ママ
- 自分や兄弟
- おじいちゃん、おばあちゃん
子供にとって自分とつながりのある人というのは特別なものです。
だから、登場人物として出てくれば当然嬉しいわけです。
絵本について知りたい人は以下の記事に絵本について書いた記事をまとめています。
興味のある方は参考にしてください。
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【2020年度】絵本について知りたいこと総まとめ
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寝る前の創作話を作るの難易度が高いという人におすすめな方法
もうすでに知っている話ならあなたにもすんなり話すことができるからです。
具体例
- 昔話(花咲か爺さん、さるかに合戦、桃太郎、浦島太郎)
- グリム童話(シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、7匹の子ヤギ、白雪姫)
- 子供向けの映画(トイストーリー、ミニオン、ボスベイビー、モンスターホテル)
- アニメ(ヒーローもの、プリキュア、仮面ライダー、クレヨンしんちゃん、ドラえもん)
「知っている話なんてないよ」と思われてしまう人もいると思いますが、上記のように、すでにあなたが知っている話というのは、意外と多いんですよね。
それに、上記以外にもあなたが知っている話ってありますよね。
そんな知っている話をベースに話をするんです。
それならハードルも高くなくあなたにもできますよね。
寝る前の定番話には慣れてきたという人にはアレンジすることをおすすめ
子供たちは、ストーリの展開がどうなるのかわからないということにも興味を持つからです。
具体例
【桃太郎のアレンジの仕方】
1.キャラクターを知っている人にそれぞれ変更して話をする:知っている人にアレンジするだけ。それだけのことなのに、また違う話のように感じるんですよね。自分が出てくる話というのは嬉しいものです。
- 桃太郎→長男
- 犬→次男
- おばあさん→おばあちゃん
- おじいさん→おじいちゃん
- キジ→パパ
- 猿→ママ
2.ストーリーを少しだけアレンジ:ほんの少しだけオリジナルの話からアレンジするだけで、面白い話に変わってしまいます。
- 川から流れてくるのが桃→大きなケーキとかありえないようなものに変更
- きびだんご→長男が大好きなお菓子に変更
- 犬→次男の好きな動物に変更
- 鬼をやっつける→鬼と仲良く遊びましたなんていうハッピな話にしてみる
3.登場人物だけ使って全く違う話にしてしまう:定番の登場人物にはそれぞれ持っているイメージってありますよね。それを使って話を作るのも面白いです。
このように簡単にアレンジするだけの話なんですが、子供たちはばかうけ。
まず、「ケーキが川から流れてくるってなに?」という展開や、「大きなケーキって食べてみたい」なんて想像したりして盛り上がります。
もうアレンジは何通りもあるので、同じ話でも同じにならないのが面白いところです。
最初から創作話となるとハードルはぐんと上がってしまいますが、知っている話をアレンジするのなら文化祭の劇なんかと一緒でよくある話ですよね。
定番の話をアレンジして楽しい創作話を作ってください。
ママやパパの子供の頃の話も寝る前の話としておすすめです
ママやパパの子供の頃というのは、子供にとってとても興味のあるものだからです。
具体例
例えば、らぴちゃんは、小学1年生の女の子です。
らぴちゃんは田舎に住んでいたので、雪がいっぱい積もります。
膝くらいまで積もった雪を集めてらぴちゃんは滑り台を作り、頭の方から滑るのが好きでした。
足が雪から抜けなくなることもあり、抜けたと思ったら長くつが雪の中に残ったままになってしまいました。
息子たちは雪が積もるという経験がほとんどないので、そんな雪で遊ぶという経験には興味があるようで、慎重派の長男は滑り台を頭から滑るなんてことはしませんが、母の無謀でアホなところも、笑えるところのようです。
そして、雪の中に足がはまってしまい抜けなくなるなんて経験もないので、そんなことも土の中で抜けないのと一緒なのかな?なんて思ったりするのも面白いですよね。
ママやパパの子供の頃の話をする時には、ぜひ失敗話も入れて欲しいな〜と思います。
自分と同じような歳の頃にそんな失敗をしていたんだということを知ると、失敗に対して臆病でなくなります。
ママやパパのことをお話しの中で紹介できるのはいいことですよね。
寝る前のおすすめ創作話に家族が出てくる場合のポイント
寝る前の家族のお話におすすめなのは、主人公は子供たちになるもの
誰だって話の主役になると嬉しいからです。
具体例
主役:息子たち
脇役:パパ、ママ、息子たちの友達など
上記のように、主役は子供たちにするのが大きなポイントです。
そして、話が引き立つには、脇役が大事になってきます。
そう、脇をかためるのは子供たちにとって大事な人たちにするとそれだけで嬉しいんですよね。
話に登場させる時に盛り上がるポイント
誰か最初からわからないというクイズ形式にすると子供達は話にグッと引き込まえていくからです。
具体例
1.登場人物の特徴をあげてクイズ形式にしていく:息子たちが二人ともわかるような特徴をあげながら登場させます
例えば、小さな男の子と、少し大きな男の子が二人います。小さな男の子は、目がまんまるで大きくてヨーグトとを飲むのが大好きです。少し大きな男の子は、とても手先が器用で簡単に車を作ってしまいます。
- 子供の好きなものを入れる
- 子供の得意なことを入れる
上記のように、子供たちなら誰かわかるように得意なものや好きなものを話の中に入れながら主人公として登場させるだけで、嬉しいんですよね。
誰だろう?なんてワクワク感があるところが子供の興味をひくところです。
子供が決めた動物やキャラクターを子供の代わりに子供として登場させる
自分が考えたキャラクターになれるのって憧れるからです。
具体例
長男:好きな動物がネコ。その当時は医師になりたいと思っていたので、長男が考えたキャラクター名(ネコ先生)
次男:好きな動物犬。その当時抱っこされるのが好きだったから、次男の考えたキャラクター名(抱っこイヌ)
ママ:女の子はウサギが好きだからと、キャラクタ名(ウサギ)
パパ:背が高いから、キャラクター名(めがねクマ)
自分たちの考えたキャラクターがお話になってしまうというのは嬉しいんですよね。
そんなわけでらぴももたん家で語り継がれている創作話は、上記の4動物が繰り広げるお話です。
現実ではありえない部分があると面白い
まず動物になってしまった時点でありえないのですが、そういう部分があるのがお話の面白みだからです。
具体例
- 同級生になる設定:ママやパパと同級生として過ごすということはありえないので、一緒に同じ歳として過ごしたらこんな感じかな〜なんて考えれて面白いです。
- 運転できるという設定:子供が運転とかはできませんが、免許を持っていて運転できるなんて設定は子供は大喜びです。大好きな車や新幹線や工事現場の車なんかがある子も男の子には多いので、それを運転できるという設定は嬉しいですよ。
- 働いている設定:子供によっては夢がもう決まっていたり、憧れの職業があったりします。そんな憧れの職業について働いているというのは嬉しいですよね。
- 現実は足が遅くても足が速いという設定:現実が足が遅くても早く走れるなんて設定でもいいわけです。泳げなくても泳げるとか、料理がめちゃくちゃ上手とか。
想像しながら色々入れてみると、楽しいですよ。
寝る前なので、話は長くなくてもいい
それはどうしてかというとまた明日があるからです。
具体例
- 毎日話す内容が長いと寝るのが遅くなってしまうし、また寝る時間が遅くなってしまった場合には難しいですよね。そのため、ちょっとだけ長い話を聞きたいのだったら早めに寝る準備をしないと聞けませんというルールを作りました。いつもと同じ時間だったら短めの話だけでいいんです。
- そのため、どうしても長めの話が聞きたければ息子たちは、早めに寝る準備をするようになりました。早めに準備ができたときだけ長めの話で、いつもどおりの日は、短めの話で終わり。
子供たちの寝る時間が遅くなると、次の日起きれないという問題が起きたりして大変な思いをお互いしてしまいます。
そのため、寝るのが遅れてしまった日は、また明日ね〜という形で短いお話をして終わりにしていました。
長く話さないといけないと思うと大変だけど、そうでないと楽ですよね。
寝る前におすすめ創作話をするメリットとデメリット
寝る前におすすめ創作話をするメリット
①無料でできる
お金が全くかからないのって嬉しいことだからです。
子供の成長とともにお金のかかるものは増えていきます。
お金をかけて楽しいことを得るだけでなく、子供にはお金がかからなくても楽しい経験ができるというのも教えたいですよね。
②早く寝る準備をするようになる
らぴももたん家には早く寝る準備が出来れば長めの話をするというルールがあったので、長めの話が聞きたくて準備をするようになるからです。
寝る前にらぴももたん家の息子たちはテンションが上がってくる傾向があったので、寝る時間になってもなかなか寝れないということもあったのですが、早めに自分たちで寝る準備を始めるようになりました。
③電気を消した状態でいいこと
寝る前に明かりをつけておくと覚醒してしまう子も中にいて、らぴももたんの息子たちもこのタイプだからです。
そのため、絵本を読むとなると電気をつけて読まないといけないので、息子たちが覚醒してしまうんですよね。
そうなるとなかなか眠りにつけないということがおこってしまうので、目を閉じて聞ける創作話はとってもいいんです。
話を聞いている途中で眠くなったらそのまま寝てしまえるのも良いところです。
④ゆったりした時間になる
育児をしていると子供が寝るまで忙しい分刻みのやることに支配されてしんどいです。
でもこの時間は、子供も話を聞こうとするので、静かに聞こうとするんですよね。
ゆったり時間が流れるとても貴重な時間です。
⑤年齢に合わせた話を作れる
子供はどんどん成長していきます。
でも、創作話なので、その成長や子供の関心ごとに合わせて話を作ることができるのも良い点です。
今関心を持っているものや、誕生日近くだったら誕生日の話題を話に入れてみたり、子供が困っていることがあったらそのヒントになるような話をしてみたり、いろんな話が自由自在にできるのが良い点です。
寝る前におすすめ創作話をするデメリット
①盛り上がりすぎてしまうこともある
楽しんで聞いてくれるのはいいのですが、やはり寝る前なのであまりにも盛り上がりすぎてしまうと寝る時間に影響してしまいますよね。
対策
- 話が盛り上がった状態で終わらないように、エンディングを作っておく
面白い、楽しいことがあって、そのあと最後は、昔話のように定番のエンディングがあるといいです。
子供たちもその定番のエンディングがくると話は終わりなのだなとわかるようになるので、それも狙いです。
らぴ家の場合は4動物の話なので、「ネコ先生と仲間たちいつも楽しくゆかいに暮らしています。また楽しい一日をのぞきに来てね〜バイバイ。」という簡単なものでしたが、これが最後のエンディングとして理解されているので、「じゃあ、いい夢みてね。おやすみ〜」という流れになりました。
②続きの話を要求される
これは、それだけその創作話が面白かったということですよね。
対策
続きの話を要求されると困ってしまいますが、それは続きが聞きたいくらい面白かったということなので、良いことなんですよね。
だから、「続きが聞きたい人は、また明日早めに寝る準備ができたら長めの話をしてあげるよ〜」なんて、また明日をワクワクして迎えれるような気持ちになるようにしてあげればいいのです。
まとめ:【成長しても聞きたくなる】寝る前の子供との時間におすすめ創作話
寝る前の子供たちとの時間の過ごし方というのは、各家庭によって違います。
らぴももたん家の寝る前の創作話は、息子たちにとても喜ばれて、また最近復活の兆しが見えているほどなんです、笑。
ほんのちょっとした時間なんだけど、忙しい時間を忘れてゆったりできるのも良い点です。
子供がお話の主役になるだけで、大喜びです。
工夫次第で楽しい時間になるのがとても良いところなので、寝る前に創作話を取り入れるのはおすすめです。