夫婦になり17年という長い年月を一緒に過ごしていますが、今だに夫婦の危機というものを体験したことがありません。
もちろん、どの夫婦にもある小さな不満はわたし達夫婦の間にも存在します。
旦那に対して「ここをもっとやって欲しい」なんて不満はあるし、旦那もわたしに対して思うことがあります。
ですが、わたしは旦那のことを尊敬しているし、旦那はわたしのことを尊敬していると言ってくれます。
この「お互いを尊敬し合う関係」というのは、夫婦の関係を悪化させないキーワードになると実感しています。
夫婦の危機がない夫婦は、お互いのことを尊敬している
尊敬できる関係に夫婦関係があるのかというのは大事
- お互いのすごい部分を知っている
- お互いのすごい部分について認めている
旦那
あなたにはすごいところがある!
「あなたはすごいところがある!」って認めている人が、自分の夫婦というのを考えてみた時どうですか?
尊敬している人と夫婦になれるというのは幸せなことなんですよね。
そして、さらにいうと、「あなたのこんなところがすごくて認めてるよ」という人が身近にいるという心強さは、最強なんです。
どちらかだけが尊敬しているだけでもダメだし、お互いが思い合えるからこそ素敵に夫婦関係が機能するところがあります。
お互いのすごい部分を知り、そのすごさをお互いが認めている関係だからこそ、夫婦の危機的状況というのが起こりにくいのです。
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夫婦生活の最初だけ尊敬できる関係にあっても場合もダメ
尊敬できる関係というのが過去形になってしまっているのは、その過去形になってしまっている原因に夫婦関係を良くする鍵が隠されています。
具体例
- 結婚をする時には、彼の仕事への熱心な取り組み方に尊敬の気持ちを持っていたけれど、家庭ができて子供のことに無関心で仕事ばかりの彼に尊敬の気持ちがなくなってしまった。
家庭生活の時間の経過とともに、家族としての立場の変化も求められて、子供がいる家庭では子供がいる家庭として「母親」や「父親」としての役割を求められるようになります。
その変化に柔軟に対応できずにいると、いつしか尊敬されていた部分が、問題の部分としてみられるようになってしまうということだってあるんですよね。
- あんなに素敵と思っていたのに、その部分がなんだか家庭人としては邪魔になってしまう
お互いが尊敬しあえる関係というのは、過去形になってしまっているのでなく、今現在にも続いているというのが夫婦関係の危機がおこりにくいためには大事です。
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尊敬している人に対しては横柄な態度をとらない
心から尊敬している人には、丁寧な対応を心がけるからです。
横柄な態度の具体例
- いつも命令口調
- 行動を制限してくる
- 自分の意見ばかり押し付けてくる
- バカにし、見下す
夫婦関係に尊敬する気持ちがあるといいのは、嫌な思いをすることをやられることがなく、嫌な思いを押し付けることがないことです。
相手のことを少しも考えない横柄な態度というのは相手をするのも嫌な気持ちになるし、自分の人権を無視されている気持ちにもなります。
根底に尊敬をする気持ちがあると、たとえバカにしたようなことを言ったとしても、そこには尊敬する気持ちがあるので、相手を傷つけるような言い方で終わるのではなく、しっかりフォローも入り気分の悪い状態で終わることはありません。
横柄な態度をとられないので、夫婦の危機が起こりにくいと言えます。
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相手を「すごいな」と尊敬する気持ちを持つには尊敬できる人でないと無理
人として尊敬できないなという人もやっぱりいるからです。
尊敬できない人の例
- 借金ばかりしてお金ばかりを催促する人
- 浮気常習者で、家庭のことに関心がない
- 親のことには一生懸命なのに、自分の家族については関心がない
- 外面だけいい人
- 嘘ばかりついて見栄をはる人
- アルコール依存、ギャンブル依存、ゲーム依存などの問題を抱えている
- DVなど家族が被害になるようなことをするような人
尊敬できる関係を築きたいとこちらがどんなに望んでいても、上記のような問題を抱えていると「尊敬する」という気持ちもどこかへ飛んで行ってしまいますよね。
誰でも尊敬できるかというとそうでなく、人として尊敬できない人も存在します。
人として尊敬できないような行いを夫婦のどちらかがとっていないというのは、お互いが尊敬し合わせるような関係を築く上では大事です。
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夫婦の危機を感じる!自分が尊敬されるような人にはなれていない人の対策
人としてどうなの?という行いをやめる
人として尊敬されるには、疑問に思われるような行いをしないことが大事だからです。
具体例
- 借金ばかりしている人は、金銭感覚のズレを直す
- 浮気ばかりの人は、浮気をやめて家族を大事にする
- 親のことばかりに一生懸命な人は、まずは自分の家族を優先する
- 外面だけいい人は、家族を大事にして、無理なほどの外面の良い部分はやめる
- 嘘ばかり見栄をはるのをやめて、自分として自信を持って生きる
- アルコール依存などの依存症を持っている人は、しっかり治療をする
- DVをしてしまう人は、しっかり治療をする
まずは、その「人としてどうなの?」と思われてしまう行いをただすところからはじめて、夫婦の関係を作りなおす努力をしましょう。
変わったからといって許してくれる保証というのはありませんが、今のままでは亀裂は広がるばかりです。
全ての人が簡単にできることではありませんが、 夫婦の危機を乗り越えたい思いがあるのであれば、まず自分が変わったというところを見せないといけません。
求められる役割は変わっていくので柔軟に変化する
結婚当初の子供のいない家庭と、子供がいる家庭では、求められることも変わるからです。
具体例
- 子供がいない頃は、がむしゃらに働くことをお互いに求めていたけれど、子供ができてからは、子供に養育という部分でお互いが協力するということが必要になる
がむしゃらに働くことが良い時に、がむしゃらに働く姿というのは、素敵に見えていても、子供の養育が必要な時期にはお互いがうまくセーブしていかにフォローしあえるかというのも重要になってきます。
その時に、自分の役割をうまくシフトチェンジできるようにお互いが努力し、どちらかに負担が偏るような形にならないように歩み寄ることが大切です。
今、出来ていないと感じている人は、今家庭で求められていることの1つ1つをあなたが責任を持って担うようにしてみましょう。
求められる役割というのは、子供の成長などの家庭環境によって変化します。
うまく自分がその変化に身を任せないといけません。
夫婦の危機を感じる!尊敬する部分があるのに忘れていた人の対策
夫婦長くいると尊敬している部分を忘れることもあるので、思い出す
長く一緒にいると尊敬する部分が薄れて嫌な部分ばかりが際立って見えてしまうこともあるからです。
具体例
- だれにでも優しく接している人がらに惹かれて好きになり、その部分を尊敬していたけれど、優しすぎる性格ゆえに損することが多いので尊敬する気持ちよりも、嫌な部分のように感じてしまっていた。
- 同じ職場の同僚として働いていた時に、部下の面倒見の良さなど尊敬していたけれど、自分が家庭に入ることになり、部下の面倒をみて帰りが遅くなることに不満に思う。
尊敬していた部分というのは、結婚相手の良い部分なんですよね。
ですが、長く一緒にいるとそんな良い部分でさえ嫌な部分として見えてしまっていることに気づきます。
上記で紹介した尊敬できない人としての具体例に当てはまるほどの問題を抱えていない人なら、その良い部分についてもう一度見え方を変えてみるのはどうでしょうか?
嫌なところをいっぱいあげるのもいいですが、良い部分まで嫌な部分として見てしまっている自分にも気づくというのは大事です。
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尊敬を持って接するように努力してみる
尊敬できる部分を思い出し、かつての気持ちを大事にもう一度関係を修復する努力をしてみる。
具体例
夫婦関係というのは、わたしは鏡のようになっているように感じている。
- どちらかがひどく暴言を吐くように関われば、相手も、ひどい口調で返してしまう。
- どちらかが悪いところばかりを批判するような関わりをすれば、相手も悪いところを探して批判する
- どちらかが心に浮気心を抱えたら、相手も満たされない気持ちを別の人に求めてしまう
上記のように、自分の行いにより相手の気持ちも同じように悪い方向に動いてしまいます。
尊敬の心を持って、お互いを尊重しあえるように関わる努力をしてみると、鏡効果で相手の関わりが良く変わる可能性だってあります。
相手のその行動を引き出している原因が、自分の行動にあった場合は、自分の行動を見直してみるのも効果的です。
ただ、尊敬できない人に当てはなるような相手なら、相手の方の行動の変化が重要なので、自分を責めないようにしてください。
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まとめ:夫婦の危機がない夫婦は、お互いのことを尊敬している
わたしと旦那の夫婦生活は平和な日々が続いていて、毎日幸せです。
尊敬している人と一緒に過ごせるというのは、日々の幸せにつながります。
また、旦那に似ている息子たち、まだ子供ですが、それでも尊敬する部分を立派に持っていてたくましいです。
いろんな夫婦の関係があり、それぞれの夫婦の間の関係というのは日々の積み重ねでできています。
どうせなら、根底に尊敬の気持ちが持てるような夫婦の関係を維持したいですよね。
そのためには、お互いに今の関係に甘ったれすぎず、人としてお互いを大事にするように、大事にしてもらえるように日々を過ごせるようにしましょう。